「気絶」「失神」「貧血」3つの違いを簡単に解説するよ

MasterWong360 / Pixabay

どうも、京都府向日市 リズム鍼灸院の湯村です。


先日、インターネットの海を漂っているとこんな記事を見つけました。ジャングルで不明のコロンビア兵、23日ぶり生還 食料は生ガメ

この兵士は熱帯雨林を巡視中に所属部隊とはぐれてしまい、23日間ジャングルでサバイバルをしていたそうです。その間、生きたカメを生のまま食べたり(おいおいスゲーな)、ラップを歌って自分を励ましたりしてたみたいです。


その記事の中で気になったのが、発見時この兵士は全身汚れにまみれて「失神寸前」だった、となっていたんです。「気絶」じゃなく「失神」普段意識して使い分けてないけど違いがあるのか?

あと立ちくらみなんかでよく使う「貧血」。この3つのワード、キチンと区別がついていなかったので一度整理してみます。


ではいっきまーす(o゚∀゚)o━!!


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気絶と失神の意味はほぼ一緒でした

気絶と失神はほぼ一緒の意味のようです。どちらも脳に流れる血液が一時的に低下して意識がなくなることです。唯一違う点といえば、失神は呼吸が止まっていないとこです。呼吸が止まって意識がない場合は気絶ということですね。

もっと明確な違いがあると思っていたんで肩透かしくらいました。原因はどちらも一緒なので以後、ジャングルのニュースのこともあるので「失神」で統一します。


失神は一時的なもので、だいたい数秒から数分で意識は戻ります。だから病気や事故で長期間意識が回復しないもの。これは失神ではなく、意識不明・昏睡と呼ばれます。

失神(気絶)の原因 → 3つ

失神は、脳に流れる血液が一時的に低下するため起こると説明しましたが、ではなぜ脳に血液が流れなくなるんでしょうか?その原因は大きく3つに分けられるようです。

1.自律神経反射
2.心臓
3.脳動脈硬化症


上の3つの理由で失神は起こります。ではこの3つを小難しくならないよう気をつけながら、なるべく簡単に説明してみます。

1.自律神経反射

自律神経反射

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まず自律神経って何をしているのか?この神経は僕たちのからだの働きをコントロールして、体内の環境を整えくれます。しかも勝手に。

例えば僕たちは、熱かったら汗をかき、食べたら胃が消化して、動くと心拍数が速くなりますよね?こんなふうに勝手にからだをうまいこと調整してくれているのは、自律神経の働きのおかげです。

この自律神経がうまいこと働かなくなると脳への血液が低下して、失神が起こります。ではではその説明をしていきます。


心臓から送り出された血液は当然脳にも行くんですが、頭って心臓より上にありますよね。つまり頭に血液を送るのに、血液は重力に逆らって上に行く必要があります。

ではどうやって重力に逆らって血液を上にあげていくか?それには血管の形状がポイントになります。


庭に水を撒くときのホースを思い浮かべてください。水を撒くとき、ホースの先を押さえて細くすると水が遠くまで飛びますよね?これはホースを細くして中の圧力を上げることで、水の勢いが増すからです。これと同じ原理で、頭まで血液を運ぶには血管を細くして圧力を上げ、血液に勢いをつけるんです。


だから頭へ送る血管は細くないといけません。この血管を細くコントロールしているのが自律神経です。(もちろん拡げることもできます)

なので自律神経の調子がおかしくなって血管が拡がると、血液の勢いが下がり脳まで血液が届かなくなります。これにより失神が起こります。

朝礼で女子が倒れたり、お風呂から上がって急にフラッとするのもこれが原因です。前兆として、からだがしんどかったり、目の前が暗くなったりします。

2.心臓

心臓

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心臓が原因で失神が起こるのは不整脈が原因です。特に怖いのは、アダムス・ストークス症候群と呼ばれる不整脈で、一時的に心停止が起こって血流が低下して、失神状態になります。

これはさっきの失神とは違って前触れなく突然起こります。心臓に問題がある場合もあるため、危険な失神のタイプといわれます。

3.脳動脈硬化症

脳動脈とは脳に血液を送る血管のことですが、これには椎骨動脈・脳底動脈・頸動脈の3つがあります。

この3つのうち椎骨・脳底動脈が※動脈硬化で詰まると、脳まで血液が届かなくなって失神を起こします。

※動脈硬化とは

コレステロールや中性脂肪などで動脈が詰まり、血管が硬くなって弾力性や柔軟性を失った状態。

動脈硬化とは|動脈硬化の症状・予防・原因・改善・チェック

原因は加齢によるものがほとんどです。動脈硬化は検査で分かるので、診断を受けている人は注意が必要でしょう。



以上が失神が起こる原因ですが、これ以外にももちろん起こる可能性はあるんで気をつけましょうね。糖尿病、てんかん、低血糖、高血圧、貧血でも起こるようです。まぁ、あんまり気にしても仕方ないですけどね。

じゃあ貧血ってなによ?

貧血

Rammstainar / Pixabay

さっき自律神経が原因の失神で、『朝礼で女子が倒れたり』『お風呂から上がって急にフラッとする』と説明しました。

これってよく「貧血起こった」って言いません?でもこれ貧血じゃないんです。

貧血とは

血液が薄くなった状態である。

貧血 – Wikipedia

貧血は、血中のヘモグロビン濃度が低い状態のことを言います。

ヘモグロビンは酸素を運んでくれるので、この数値が低いということはからだに酸素が不足しているということになります。

貧血になると、酸素が足りないので血液をドンドン流さないといけません。そのため心拍数が上がったり(動悸)、呼吸が荒くなったりします。それでも足りないと、顔が蒼白になりからだが動かなくなります。

ここまで読めば分かるとおり、失神と貧血は原因も症状も全くの別もんです。

  • 失神:血流不足
  • 貧血:酸素不足


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まとめ

今回は、「気絶」「失神」「貧血」3つの違いを簡単にですが解説しました。

これにより冒頭に出てきた失神寸前の兵士は、おそらく衰弱して心臓が弱ったため血流が悪くなり、失神しかけたと推測できます。危ないとこでしたね。

あとこの兵士が言っていた中に、「猿が食べるものは人間もだいたい食べられる」というのがありましたが、こっちもなんだか気になりますね(笑)


ではでは。


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