頭痛のタイプと対処法今回は「頭痛」をテーマに説明していきます。
みなさんの中にも頭痛で悩んでいる方がたくさんいらっしゃると思います。それもそのはず、日本人の中で慢性の頭痛を感じている方は何と3,000~4,000万人いると言われています。4人に1人は頭痛で悩んでいる計算です。
誰にでもなる可能性のある頭痛ですが、患者さんの話を聞いていると案外対処法を間違われて悪化させている方が多くいるなと感じています。頭痛のタイプと正しい対処法を知っていただければ、頭痛は克服できます。では早速いきますよ~。

頭痛のタイプ

頭痛には大きく分けて2つのタイプがあります。

一次性頭痛

はっきりとした原因がないのに起こる頭痛。

  • 緊張型頭痛
  • 片頭痛
  • 群発性頭痛など

二次性頭痛

病気が原因で起こる頭痛。

  • くも膜下出血
  • 脳腫瘍
  • 脳出血など

皆さんが普段感じる頭痛はこの一次性頭痛の中の緊張型頭痛と片頭痛のどちらかです。ですので、今回はこの緊張型頭痛片頭痛の二つについて詳しく説明したいと思います。

緊張型頭痛とは?

緊張型頭痛は、頭の周りを何かで締めつけられるような鈍い痛みが30分~7日間続きます。よく「ヘルメットをかぶったような」と表現されます。また、肩や首の強いこり、めまい、ふらつき、全身のだるさなどを伴うこともあります。子どもから高齢者まで、どの年齢層でもみられ、ときどき頭痛がするタイプ(反復性緊張型頭痛)と、毎日のように頭痛が続くタイプ(慢性緊張型頭痛)とがあります。

緊張型頭痛って? | いろんな頭痛 | スッきりんのバイバイ頭痛講座

これはその名の通り、首や肩の筋肉の緊張が高まり血流が悪くなって起こる頭痛です。首や肩の血流が悪くなると頭まで血液が通わなくなり、その結果、頭の中にある血管には老廃物がどんどん溜まっていきます。その溜まった老廃物が周りの神経を刺激することで、頭は締め付けられるような痛みを感じます。

この頭痛の原因として考えられるものには、デスクワークなどの前傾姿勢や、無理な体勢での仕事、運動不足、体の冷えなどがあります。この身体的な負担の他に、もう一つ大きな原因としてストレスがあります。一般的に人はストレスを感じると血管が収縮して血流は悪くなります。繰り返しストレスを感じることで血管内に老廃物が溜まっていき、それが原因で頭痛が起こります。

特徴

  • 締め付けられるような痛み
  • 首や肩こりがきつい
  • 血流が悪くなって起こる

偏頭痛とは?

片頭痛は、片側あるいは両方のこめかみから目のあたりにかけて、脈を打つように「ズキンズキン」と痛むのが特徴です。ひとたび痛み出したら、4~72時間続きます。

片頭痛の特徴・分類 | 片頭痛って? | スッきりんのバイバイ頭痛講座

次に片頭痛です。ちなみに「偏頭痛」でも間違いではありません。字は違いますが、意味としては全く同じです。「片」や「偏」を使っていることで何だか頭のどちらか一方だけが痛むようなイメージをよく持たれますが、片頭痛の約4割は両側が痛むと言われています。

先ほどの緊張型頭痛との違いは、こちらはズキンズキンと脈打つように痛み、その痛みが毎日は続かないことです。他にも、食欲不振や吐き気、嘔吐を伴うこともあり、とにかくグッタリします。原因は今のところはっきりとは分かっていませんが、ストレスや疲労により頭蓋骨内の血管が炎症を起こしたためと考えられています。

特徴

  • ズキンズキンとした拍動性の痛み
  • 食欲不振や吐き気を伴う
  • 血管が炎症を起こす

緊張型頭痛の対処法

首や肩こりがきつくなって起こるのが緊張型頭痛なので、対処法はその筋肉の緊張をとってやればOKです。効果的なのはストレッチやマッサージ、お風呂に入る、軽い運動などですが、気をつけて欲しいのはストレッチとマッサージです。治療院のマッサージでは頭痛の治療の時に首や肩をグイグイ押しますが、あれは逆効果です。筋肉は強い力で押すとそれに負けまいとして硬くなる性質があります。ですので、筋肉を緩めるときは優しく押さえてください。

もう一つ、これはストレッチとマッサージ両方に言えるのですが、皆さん首と肩ばっかり一所懸命やるんですよね。首や肩が凝って辛いとは思いますが、デスクワークをしている時を思い出してください。イスに座って、腕をついてやってますよね。この土台となる腰(骨盤)と腕も一緒に緩めてあげることで、頭痛・肩こりはグッと良くなります。

対処法

  • ストレッチ
  • マッサージ
  • 入浴
  • 軽い運動

片頭痛の対処法

片頭痛は緊張型頭痛とは対処法が全く違います。これがごっちゃになっている方が多く、治るどころか余計悪化させている方もいらっしゃいます。先程、片頭痛は頭蓋骨内の血管が炎症を起こしたために起こると説明しました。ちょっと違いますが同じ炎症症状の捻挫をした時を考えてみてください。ジッとしていてもズキズキ痛いので、動いたり温めたりしませんよね。これと同じで片頭痛も頭蓋骨内の血管の炎症を抑えるために、安静にして横になり、痛い場所を冷やしてやることが必要です。マッサージやお風呂はダメです。

対処法

  • 安静にして横になる
  • 患部を冷やす

今回は、頭痛の中でも特に緊張型頭痛と片頭痛について説明しました。この2つの頭痛はよく似ているので、臨床でも間違われることがよくあります。キチンと判別するには正しい知識と一人ひとりに対する詳しいカウンセリングが必要になります。この辺を適当にやって、首や肩をグイグイ押したり、とりあえず薬出しとけみたいな治療は受けない方がいいと思います。まずは自分の頭痛がどちらのタイプなのか把握して、対処法を実践してみてはいかがでしょう。ちゃんとやってもらえれば必ず今より良くなります。

当院で行う鍼治療は緊張型頭痛はもちろん片頭痛にも高い効果を出しています。鍼治療は緊張を緩め血流をよくすることも、炎症を抑えて痛みを緩和させることもどちらも使い分けることができます。どちらの頭痛のタイプか分からない方や、対処法を試しても治まらない方は、一度当院へご来院ください。きっとあなたの力になれると思います。

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