美容鍼で内出血やアザにならないか心配な人へ現役鍼灸師が答えます

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どうも、京都府向日市リズム鍼灸院 の湯村です。

有名芸能人やハリウッドスターも受けているということで一気に世間への認知度が上がった「美容鍼」。

顔面に鍼を刺して皮膚を刺激し肌の張りやツヤ、リフトアップなどが期待できると女性を中心に人気が高まっていますね。

しかし顔にハリを刺すということで内出血やアザができてしまうんじゃないかと心配な人も多いと思うので、今回はそれについて現役鍼灸師の僕が詳しく説明をしていきます。

美容鍼をしたいけど鍼が怖いという人はぜひ参考にしてください。

ではいっきまーす(o゚∀゚)o━!!

美容鍼で内出血やアザになるか?

美容鍼で内出血

さっそく「美容鍼で内出血やアザになるか?」これについて。

答え:はい、内出血します。

顔には目で確認できないほど細い毛細血管がからだのほかの場所よりも多く張り巡らさせているので、どんなに腕のいい治療家でも鍼で内出血させるリスクはゼロではありません

実際、美容鍼を行っている治療院の多くは施術の前に内出血が起こる可能性を説明しますし、中にはトラブルにならないよう誓約書を書いてもらうとこもあります。

それだけよく起こるということです。

MEMO
ただ内出血が起こったからといって何か重篤な後遺症が残るということはなくて、ほとんどの場合2~3週間ほどで消えてなくなります

とはいっても美容目的で施術を受けたのに顔にアザができたら本末転倒ですが。

ただ正直言うと内出血よりもフェイスラインや耳の周りといったリンパ腺が集まる場所への施術自体が危険なので、そこをもっと注意してほしいですね。

内出血とは?

ここで内出血についてちょっとだけ解説しておきます。

MEMO
「内出血」というのは血管が破れて血液が皮フの下に溜まった状態のことです。

ケガをしたとき皮フが破れれば血液はからだの外へ流れ出るんですが、皮フが破れないと血液は外に出ませんから皮フの下でダラダラ出血します。

そのため内出血に気づくのが遅れてしまうと出血量が増えて内出血の範囲がどんどん広くなるんです。痛みが少ない割に内出血の範囲が広いのはこのパターンです。

美容鍼で起こる内出血のキズもホントに小さいものなんですが、止血が遅れたりうまくできていないと内出血が大きくなっていきます。

美容鍼で使う鍼のカタチ

美容鍼で使う鍼の形状についても少し説明を。

美容鍼の種類

この画像の下の方に表がありますが、これは鍼灸院で使う鍼の種類で「線径」が鍼の「直径(太さ)」を表していてこの数字が小さいほど細い鍼になっています。

見やすいように表にしました。

NO(ナンバー)030201
線径(㎜)0.100.120.140.160.18
鍼長(㎜)1515151515

治療院にもよりますがだいたい美容鍼だと一番細い直径(太さ)「0.10㎜」の鍼を使っているところが多いんじゃないでしょうか。

細いとそれだけ痛みや内出血も少なくなるので。

美容鍼で使うこの「直径 0.10㎜」という鍼がどれだけ細いか、ほかの針と比べてみます。

輸血投与用の注射針検査用の採血ワクチン等の皮下注射
線径(㎜)0.9~1.20.7~0.80.4~0.45

一番細いワクチンの注射針と比べても美容鍼より4倍も太い針を使っています。輸血用なんか10倍ですよ。そりゃ痛いって。

このように美容鍼で使う鍼は注射針とは比べものにならないほど極細なんです。それと美容鍼の先端は丸くなっていてほかの鍼より皮膚を傷つけず痛みが少なく刺せるよう工夫がされているんです。

ちなみにこれだけ細いと刺激が弱すぎて一般の施術では使うことはあまりありません。ウチでよく使うのは直径 0.16~0.2㎜ぐらいのものが多くこれでも注射針よりははるかに細いです。

美容鍼で内出血やアザになったら

美容鍼で内出血

次にもし美容鍼で内出血やアザになったときのためにいくつか対処法を紹介しておきます。

美容鍼での内出血やアザの対処法
  1. 軽く押さえる
  2. 冷やす
  3. 温める

ひとつずつ説明していきますね。

1.軽く押さえる

先ほど説明しましたが、内出血は皮フの下でダラダラ出血しています。止血が遅くなれば遅くなるほどその範囲はどんどん広くなります。

もちろん内出血が起これば施術者が内出血した箇所を押さえるはずです。ただし内出血に気づかない場合もあるので施術が終わったあとは鏡で自分でも確認をしてください。

特に痛かった箇所なんかは可能性大なので注意が必要です。もし内出血していれば被害を最小限に食い止めるため軽く押さえておきましょう。

2.冷やす

それでも内出血をしてしまった場合、すぐに冷やしてください。アイシングというやつです。

内出血になった直後は炎症が起こっているんですが、炎症になると血管が拡がり出血量が増えるためそれを抑えるのに患部を冷やさないといけません

炎症反応の原因と症状とは?炎症について世界一分かりやすく解説!

ただし冷やすときは「氷のう」で。

↑こんなやつです。湿布には冷やす効果はないので、氷のうがなければ袋に氷と水を入れて内出血の上からガシャッと乗せておいてください。

湿布は肩こりに効果ない!?湿布の効果・持続時間・貼っていいケースなどまとめて解説!

3.温める

内出血してしばらくたったら今度は温めてください。

さっき説明しましたが炎症が続くのは24~48時間ぐらいです。炎症が終わってしまえば今度は血液の流れをよくして回復力を高めてやります

そのため2日後くらいからは内出血した箇所を温めていきます。

目の周りだったらこれが丁度いいです。なければ蒸しタオルでOK。

まとめ

今回は、美容鍼で内出血やアザにならないか心配な人のために美容鍼について説明しました。

内出血しないよう施術者も鍼もレベルが上がってはいますが、それでも可能性が「0」ではないことをご理解いただければと思います。

ちなみにここまで美容鍼について書いてきましたが、当院では美容鍼はやっておりません。希望される方には刺さない鍼を薦めています。そっちの方が僕がやるより効果上がるので。

内出血が心配な方にもおすすめですでのどうぞ。

ではでは。

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