赤ちゃんのうちに鼻呼吸を身につける方法!口呼吸と鼻呼吸の違いを解説

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どうも、京都府向日市 リズム鍼灸院の湯村です。


先日、Facebookを見ているとこんな記事を目にしました。

>>パリジェンヌは決して鼻水をすすらない!? この時期気になる「鼻トラブル」に関する豆知識

内容は、フランスと日本での鼻が詰まったときのマナーの違いについて。
それと日本人には鼻のトラブルが多いため、口呼吸ではなく鼻呼吸に変えよう。

というものでした。


確かに僕たち現代人は口で呼吸をする「口呼吸」の割合が高く、医学的にも口呼吸にはデメリットが多数報告されています。だから鼻呼吸の方がいいのは分かるんですが、そんな簡単に口呼吸から鼻呼吸になんて変えられないんですよ。

上記の記事には「鼻をスカッとさせて鼻で呼吸しよう」と書いてあり、鼻をスカッとさせる方法がいくつか紹介されていました。

でもほとんどの人は鼻がつまっているから口呼吸になっているわけじゃありません。口で呼吸するクセが身についてるから「口呼吸」になっているんです。

そしてそのクセはすでに赤ちゃんの頃に身についてしまっています。長年のクセを大人になってから治そうとしてもなかなか治るもんじゃありません。

だからわが子に鼻呼吸を身につけさせようと思うのなら、一番大事な時期は「赤ちゃんの間」ということになります。


そこで今回は、赤ちゃんのうちに鼻呼吸を身につける方法と、口呼吸と鼻呼吸の違いについて解説していきます。


ではいっきまーす(o゚∀゚)o━!!


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口呼吸と鼻呼吸の違い

まずは口呼吸と鼻呼吸では一体なにがそんなに違うのか?について解説していきます。

口呼吸=口から、鼻呼吸=鼻から、それぞれ息を吸い込むとお考えください。なお、ここで言う「呼吸」とは吸うのがメインです。息を吸い込むのが「口」か「鼻」かの違いになります。


それではさっそく口呼吸についてですが、一般的に「口呼吸」にはデメリットしかないと言われています。そのデメリットについて見ていきましょう。

口呼吸のデメリット

口呼吸のデメリットには以下のものが考えられています。


  • 口が渇く
  • 虫歯
  • 口臭
  • 疲れやすい
  • いびき
  • 扁桃炎
  • 口内炎
  • 免疫力の低下

これらの主な原因は、口で呼吸することで口の中が渇いてウィルスが増殖し、口から直接からだの中に細菌やウィルスが入り込むことで起こります。

「いびき」は口を開けると舌が気道を圧迫して起こるため口呼吸だとなりやすいと言われています。


これだけのことが口で呼吸するだけで起こり得るんです。ちなみに一応、口呼吸のメリットも考えてみましたが、マジで一つも思いつきませんでした。

鼻呼吸のメリット

続いて鼻呼吸について。

口呼吸に対して鼻呼吸ではメリットしかありません。基本的には口呼吸でのデメリットと反対のことが鼻呼吸では起こります。


  • 口の中が唾液で満たされる
  • 虫歯予防
  • 口臭予防
  • 疲れにくい
  • いびき防止
  • 免疫力の向上

こんなカンジ。

口を閉じて唾液がたまると、口の中にウィルスが繁殖しにくくなるため、虫歯や口臭の予防になります。

さらに鼻呼吸は口呼吸よりも呼吸が大きくなるため、寝てる間に取り込む酸素の量も多くなります。すると酸素を多く体内に取り込むことで細胞の新陳代謝が活発になり、疲れがとれやすくなるというわけです。

鼻の構造について


ここで鼻の構造についてすこし説明しておきます。

よく「鼻はフィルター※のような働きをする」と表現されますが、鼻フィルターには大きく2つの役割があります。


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※フィルター:光や音や液体など流れるものを、こしたりふるい分けたりする装置。濾過(ろか)器。


まず1つ目は、
細菌やウィルスの除去

鼻の奥には「繊毛(せんもう)」と呼ばれる細く短い毛がびっしりと生えています。鼻毛じゃなくてもっと奥ね。

そしてその繊毛には「鼻腺(びせん)」から分泌された粘液がくっついており、鼻から入ってきた細菌やウィルスはこの粘液に絡めとられて、痰(たん)になったり胃に運ばれて死滅します。

家電で言うと空気洗浄機のような働きですね。


2つ目は、
温度と湿度の調節

エアコンの効いた室内や冬の寒い日など、冷たくて乾燥した空気がからだに入ると様々な病気の原因になります。

乾燥はウィルスの増殖を助け、冷たい空気は体温の低下を招いてしまいます。

それが鼻から呼吸することで、粘液によって湿気と熱が加えられ、丁度いい湿度と温度になった空気がからだに取り込まれていきます。

すると湿気と体温が維持できるので、当然免疫力も上がっていきますよね。

こちらは加湿器のようなカンジですね。


つまり鼻には、空気洗浄機加湿器のスペックがあるということです。これを使わない手はありません。だから鼻で呼吸しろ!となるわけです。

鼻呼吸ができない理由

メリットばかりの鼻呼吸ですが、なぜ僕たち現代人にできない人が多いんでしょうか?

鼻呼吸の原因について書いてあるサイトを見てみると鼻呼吸ができないのは「鼻がつまっているから」という理由が実に多いです。


いやいや、ちょっと待てと。

確かに日本人にはアレルギー性鼻炎が多いし、その原因は冒頭の記事によると、


鼻が長い場合、鼻の穴を通る空気はより温められ、加湿されます。また、フィルター機能も高まり、さまざまな害を防ぐことができます。しかし鼻が短いと、なかなかそうはなりにくいのです。

参考:GetNavi web(『クスリいらずで鼻はスカッとよくなる!』から引用)


と書いてある。つまり、日本人は鼻が短いのでフィルター機能が欧米人に比べて弱い。ということらしい。これも分からないでもない。

しかしこれが鼻づまりの原因だとすると、昔の日本人なんてもっと鼻ペチャだったはずだから、ほとんどの人が鼻がつまってさらには口呼吸になっていたはずです。

でも口呼吸が原因とされる症状が目立ってきたのはここ最近。鼻がつまりやすいのは日本人の身体的特徴で仕方ないのかもしれないが、ここ最近こんなに口呼吸が増えているのにはなにか別の原因があるはずでしょ。

そりゃアレルギー性鼻炎で鼻がつまっていたら口呼吸しかできませんが、アレルギー性鼻炎がこんなにも増えている原因が「口呼吸」にあると僕は思っています。


つまり一般的には、
鼻がつまる → 口呼吸

と考えられていますがそうではなく、
口呼吸 → アレルギー性鼻炎 → 鼻がつまる


そもそも口で呼吸するクセがついてるからアレルギー性鼻炎になっているんだよと。


口からウィルスが侵入 → からだにアレルギー反応 → アレルギー性鼻炎発症 → 鼻がつまる。こう考えた方が理にかなっています。

そしてこのやっかいな口呼吸、ほとんどの場合赤ちゃんの頃から身についているものなんです。

ではなぜ赤ちゃんの頃に口呼吸になってしまうんでしょう?

赤ちゃんのうちに鼻呼吸を身につける方法

今回は便宜上タイトルを「赤ちゃんのうちに鼻呼吸を身につける方法」としていますが、実は赤ちゃんは最初はみんな「鼻呼吸」をしています

もともと「鼻呼吸」だったものが途中で「口呼吸」に変わるんです。なのでここでは「鼻呼吸を身につける方法」というより「口呼吸にならない方法」の解説になります。


赤ちゃんがもともと鼻呼吸ができるのは、赤ちゃんにとって口はお乳を飲むところ、鼻は呼吸するところ、と機能的に分かれているからです。

だから赤ちゃんは鼻で呼吸しながらミルクを飲むことができるんです。これ、大人にはできないようです。

鼻と口の機能が分かれているのは哺乳動物なら当たり前のことで、人間以外の動物は口から息を吸うことができません。息を吸うのは鼻の役目になっています。

犬がハァハァやってるのは体温調節が中心で呼吸の役目はほとんどありません。

人間は進化の過程で「話す」ことを覚えたため、口で呼吸も出来るからだの作りになりました。しかし赤ちゃんは動物と同じように口と鼻の機能が明確に分かれていて、鼻で呼吸をしています。そして成長とともに徐々に口でも呼吸するようになるんです。

赤ちゃんが口呼吸に変わるとき


鼻で呼吸している赤ちゃんですが、先ほども言ったように話し始める頃に自然と口呼吸を覚えます。

しかしそれよりも早く鼻呼吸から口呼吸に変わるポイントがあります。そしてこれが赤ちゃんの口呼吸がクセづく原因のひとつになっています。


そのポイントは「離乳食」です。


WHO(世界保健機構)が作成しているガイドラインによると、


一般に、乳児は、生後 6 ヶ月間は母乳だけを摂取すべきであり、他の食品や液体は水すらも必要ない。その後、徐々に変化する栄養所要量を満たすために、乳児は、2 歳か 2 歳過ぎまで母乳を継続しながら、適切な栄養価の安全な離乳食を摂取する必要がある。

参考:妊娠中および授乳期の食品安全と栄養(7P)


とあり、離乳食は生後6か月頃から徐々に始めるよう推奨されています。

同じように、日本の小児科医や母子健康手帳では生後5,6ヵ月から離乳食を始めるよう指導されます。


Check!▼

※昭和40、50年代には2,3ヵ月から離乳食を始めるよう指導されていました。これはアメリカの小児科医ベンジャミン・スポックが書いた『スポック博士の育児書』による影響が大きいんですが、後に様々な問題が出てアメリカでは消えさりました。でも日本ではなぜか母子健康手帳にも記載され、最近まで長い間信奉されてきた歴史があります。


離乳食の開始時期が早すぎるとアレルギーの原因になるとも言われ気にしている親御さんも多いですが、一方で離乳食が口呼吸の原因になっていることはあまり知られていません。

離乳食が口呼吸になる理由は単純で、食べ物と一緒に空気をごっくんするようになるからです。

食べ物の丸呑みを覚えるとからだに変化が起こり(詳しく言うと気管と鼻腔の間が閉ざされる)、今まで一生懸命鼻で呼吸していたのが口でも呼吸が出来る様になります

ここで勘違いしないでほしいのが、この段階ではまだ口呼吸がクセになっているわけじゃありません。あくまで口呼吸が出来る様になっただけです。

赤ちゃんの口呼吸がクセになるワケ


赤ちゃんの口呼吸がクセになるのは「離乳食」とセットで「断乳※」が行われるからだと僕は考えています。


Check!▼

※断乳と似た意味で「卒乳」がありますが、

  • 断乳:親がお乳をやめさせる
  • 卒乳:子供が自分でやめる

という違いがあり、ここでは「断乳」に限定しています。


離乳食が始っても母乳やミルクを飲んでいれば鼻呼吸は継続されるので大丈夫ですが、昔は9ヵ月から1歳までに断乳するよう厚生労働省から指導が行われていました。

先ほどのWHO(世界保健機構)のガイドラインでも、2歳か2歳過ぎまで母乳を継続しながら離乳食を続けるよう書かれていましたが、日本はそれに比べて明らかに断乳の時期が早すぎたんですね。

現在は母乳育児が推奨され、断乳ではなく、子供が飲まなくなるまで飲ませる「卒乳」が指導されるようになっています。


断乳すると鼻呼吸をする機会がなくなってしまい、離乳食で口呼吸がクセづいてしまいます


そのため早すぎる断乳は口呼吸をクセづける原因の一つだと考えています。

それに日本では「おしゃぶり」も早くやめさせてしまいますが、おしゃぶりも鼻呼吸を身につけさせるにはすごく良い方法なんですけどね。

赤ちゃんのうちに鼻呼吸を身につける方法


赤ちゃんのうちに鼻呼吸を身につける方法ですが、先ほどの「離乳食」と「断乳」が口呼吸の原因と考えると、鼻呼吸を身につけさせるには「離乳食」と「断乳」を遅らせればいいことになります。

ただし、「離乳食」の開始時期に関しては赤ちゃんの栄養価や成長度合の問題もあるため「こうしろ!」なんて簡単に決められるものではありません。各家庭それぞれに考え方にも違いがあるでしょうから。

5ヵ月から始める家庭もあれば、1歳を過ぎても始めていない家庭だってあります。

僕が子育ての参考にしている著書の先生は、「2歳半まで母乳もしくはミルクだけで育てよ」とおっしゃっていますが、さすがに僕もそれはできませんでしたし。


なので離乳食の開始時期に関してはしっかりと考えて頂いて、ご両親が納得したうえで始めてもらうのがいいんじゃないかと思います。


僕が鼻呼吸を身につけさせるポイントに考えているのは、もう一つの「断乳」です。

先ほど説明したように、日本では赤ちゃんの断乳のタイミングが早すぎます。「卒乳」が指導されるようになったといってもまだまだ1歳で断乳している親御さんも多いんじゃないでしょうか。


でも断乳が早すぎると鼻呼吸は身につかないんです。そして離乳食を始めてもお乳さえ吸っていれば鼻呼吸は身につくんです。(ミルクでもOKです)


これが赤ちゃんのうちに鼻呼吸を身につける最も良い方法です。

それにお乳を飲み続けて悪いことは一つもありません。栄養もあるし、吸うことで顎がしっかりして歯並びが良くなり、噛む力も強くなります。

そして鼻呼吸も身につく。
まさにサイコーじゃないですか!お母さんは大変ですが・・・。


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まとめ

今回は、赤ちゃんのうちに鼻呼吸を身につける方法と、口呼吸と鼻呼吸の違いについて解説しました。

呼吸は健康なからだで健やかな人生を送るために大切なものの一つです。鼻呼吸を赤ちゃんのうちに身につけておけば、その後の人生にマイナスになることはありません。

あなたも一度考えてお試し頂いてはいかかでしょうか。


すでに口呼吸になっている方には、寝てる間に鼻呼吸に矯正してくれるこの商品がオススメです。だいたい1ヶ月くらいから効果が出てきますよ。


ではでは。


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