原因不明の腰痛の正体!それ姿勢と内臓に問題あります

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どうも、京都府向日市リズム鍼灸院 の湯村です。

腰が痛くて病院へ行くとレントゲンやMRIで「腰の骨が変形してますね」とか「神経を圧迫しているよ」とか言われますよね。

でもこれ、腰痛の『本当の原因』じゃないですからね。

骨の変形や神経の圧迫を手術で治しても痛みが残っている人はたくさんいますし、そもそも検査で痛みの原因を特定できる腰痛は全体のわずか15%程度しかないと厚生労働省のデータで公表されています。

参考 腰痛対策厚生労働省

つまりほとんどの腰痛ははっきりとした原因が分からないので、異常が見つからないものは「年のせい」とか「骨粗鬆症」といった『原因不明の腰痛』になります。

原因が「見つからない」じゃなくて「見つけられない」だけなんですけどね。

骨粗鬆症だからって心配するな!必ず腰痛になるなんて絶対ないから!

今回は、原因不明の腰痛の正体とその治し方について紹介します。病院で原因不明と言われた人やなかなか腰痛が治らない人の参考になれば幸いです。

ではいっきまーす(o゚∀゚)o━!!

原因不明の腰痛は姿勢と内臓がポイント

原因不明の腰痛

それでは原因不明の腰痛の正体について説明していきます。

原因不明の腰痛の正体
  1. 姿勢の問題
  2. 内臓の問題

順番に解説していきましょう。

1.姿勢の問題

原因不明の腰痛を抱えている人の多くは「姿勢」に問題があります。

姿勢と負荷の関係

参考:Alf Nachemson MD,PhD 1976 The lumber Spine. An orthopaedic challengeより

上の図を見てください。これは姿勢が腰へ与える負担を数値化したものです。

姿勢が腰へ与える負担
  • 仰向け寝 = 25
  • 横向け寝 = 75
  • 立位 = 100
  • 立って前屈 = 150
  • 座る = 140
  • 座って前屈 = 185

「立位」が腰へ与える負担が「100」に対して「立って前屈」は「150」と1.5倍の負担がかかっています。さらに「座る = 140」に対して「座って前屈 = 185」とこちらも1.3倍です。

つまり正しい姿勢が崩れると腰にかかる負担が増える!ってことです。

立っていても座っていても腰には負担がかかっていますが、姿勢が崩れていることで腰の負担は加速度的に増すんです。

そのため姿勢が悪い人ほど腰にかかる負担が大きくなって痛みが出やすくなります。

こういう人はいくら腰の筋肉をマッサージしても、手術をしても姿勢が変わらない限り良くなりません。仮に良くなってもすぐに痛みが再発します。

何度もぎっくり腰になる人がいますが、これも同じ理由です。

ぎっくり腰の治し方!ぎっくり腰のホントの原因と治し方を分かりやすく解説

これが1つ目の原因不明の腰痛の正体です。

2.内臓の問題

もうひとつは、内臓の問題です。

先ほど姿勢が腰痛の原因だと説明しましたが、これは筋肉の問題で腰痛にはもうひとつ内臓の疲れが関係しています。

腰に痛みの出る内臓疾患
  • 十二指腸潰瘍
  • 肝炎
  • 腎盂腎炎
  • 腎結石
  • 卵管炎
  • 子宮内膜症
  • 膵炎
  • 膵臓がん

これらが原因で起こる腰痛は原因不明ではないのでしかるべき医療機関で治療が必要です。しかしこういった疾患がないのにも関わらず起こる腰痛は内臓の疲れが考えられます。

具体的に言うと、胃や腸が疲れて腰痛が起こっています。暴飲暴食やストレスなどにより胃腸の働きが低下すると胃腸の血流が低下したり、胃腸そのものを硬くします

胃や腸の後ろには「腰」がありますよね。

胃腸の血流の低下はすぐ後ろにある腰にも影響して筋肉を硬くするので、胃や腸の疲れが腰痛の原因になるんです。

原因不明の腰痛の治し方

姿勢に気をつける

次に、原因不明の腰痛の治し方を紹介していきます。

原因不明の腰痛の治し方
  1. 姿勢に気をつける
  2. 食生活を見直す
  3. 休息をとる

それではまた順番に行きますね。

1.姿勢に気をつける

腰に限らず痛みの原因の多くは「姿勢」に問題があるって言いましたよね。

僕も以前、膝に水がたまったときに徹底的に自分の姿勢や動きを見直して完治させたことがあるんですよ。

膝にたまった水を自然に治癒させる方法を自分で試してみた!

もちろんセルフストレッチや治療を受けることが悪いとは言いません。でもそれより姿勢に気をつけた方がよっぽど腰痛には効果的です。

だって姿勢を正すだけで腰にかかる負担が大幅に減るんですよ?寝てる時間を7時間として残りの17時間腰の負担が大幅に軽減されれば今より良くなって当たり前でしょ。

ではどんな姿勢に気をつければ良いのでしょうか?

腰の負担が軽減される姿勢
  • 座っているとき
  • 立っているとき
  • 歩いているとき
  • 下にある物を取るとき
  • 方向を変えるとき
  • しゃがむとき
  • 立ち上がるとき

これらの姿勢をとる時、以下のことに注意しましょう。

背中が丸まってないか?
片足に体重が乗ってないか?
頭の位置が正しいか?

これを気にしてもらえれば姿勢はかなり良くなりますよ。

2.食生活を見直す

内臓の疲れが腰痛の原因の場合、食生活の見直しが必須になります。

食生活を見直す項目
  1. 食べ過ぎない
  2. 寝る前に食べない
  3. 甘いものを減らす

1.食べ過ぎない

運動もやり過ぎるとからだを壊してしまうように、食べ過ぎは胃腸に大きな負担を与えて疲れさせてしまうのでやめましょう。腹八分目を心掛けて

2.寝る前に食べない

寝てる間は胃腸だって休みたいんです。でも寝る直前に食べると寝てる間もずっと動きっぱなしですから疲れます。食べるのは寝る2時間前まで

3.甘いものを減らす

甘いものは胃にとって大きな負担になります。よく疲れているときに甘いものが食べたくなりますが、あれは胃をさらに疲れさせるので要注意です。

3.休息をとる

なかなか腰痛が治らない患者さんの話を聞くと、全然休息が足りてないと感じます。

ちょっと忙し過ぎませんか?
  • 睡眠時間が短い
  • 寝る時間が不規則
  • 仕事が忙しい
  • 子育てが忙しい

からだの負担は休むことでしか回復しません。

からだが回復するためには?
  • 毎晩決まった時間に寝る(昼間は×)
  • 7時間以上の連続した睡眠を取る
  • 布団やベッドでリラックスして寝る

この条件でしかちゃんと回復しないんです。

休息が足りていない人は上の条件をキッチリ守るだけでもかなりよくなりますよ。

朝イチから首と肩が痛い人は要注意!からだブッ壊しますよ

まとめ

今回は、原因不明の腰痛の正体とその治し方について紹介しました。

もう一度整理しておきますね。

原因不明の腰痛の正体
  1. 姿勢の問題
  2. 内臓の問題
原因不明の腰痛の治し方
  1. 姿勢に気をつける
  2. 食生活を見直す
  3. 休息をとる

病院で原因不明と言われた人やなかなか腰痛が治らない人は自分に当てはまるものがないか考えてみるといいと思います。

それでも治らない方や一度キチンと診てもらいたいという方はいつでもお待ちしてますのでご連絡ください。

ではでは。

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