最大150万円の補助が受けられる「持続化補助金」。
前回は、「持続化補助金とは?」について持続化補助金の特徴や、どんな制度なのか詳しく解説しました。
まだ読んでいない方はぜひそちらもご覧ください。

今回は、持続化補助金を申請する際に分かりにくい、申請先や必要な書類・手順について分かりやすくまとめました。
持続化補助金の申請を考えている方はよかったら参考にしてください。
ではいっきまーす(o゚∀゚)o━!!
これを読めば間違いなし⁉僕が実際に書いた「経営計画書」を使って、持続化補助金の申請に通りやすくする「書き方」や「ポイント」について解説しました!
参考 【持続化補助金】経営計画書の書き方とポイントを解説!note見たい場所へジャンプ
申請先の探し方
まずは申請先の探し方から。持続化補助金は「商工会」または「商工会議所」で相談や対応をしてもらいながら申請を行っていきます。
なので、まずは自分の事業を行っている地域の「商工会」もしくは「商工会議所」を探して、コロナ特別対応型の持続化補助金を受けたいと相談しましょう。
- 全国商工会連合会を検索
- 都道府県を選択
- 該当する市区町村の商工会をクリック
各項目を詳しく説明してきますね。
申請者の事業所が所在する都道府県を選択し、画面左上の「検索開始」をクリック。
事業所に該当する市区町村の商工会を選択(クリック)すれば連絡先等が表示されます。
商工会議所の場合も、探し方は商工会と同じです。
- 日本商工会議所を検索
- 都道府県を選択
- 該当する市区町村の商工会議所をクリック
↑ここから探してください。
申請に必要な書類
次に、持続化補助金(コロナ特別対応型)の申請に必要な書類について説明します。
必要な書類は以下の7つ。
- 申請書
- 経営計画書
- 事業再開枠取組計画書
- 支援機関確認書
- 補助金概算払請求書
- 補助金交付申請書
- 直近の確定申告書 or 所得税青色申告決算書 or 開業届
たくさんあって大ゲロ吐きそうですが、大丈夫です。とりあえず①~③「申請書、経営計画書、事業再開枠取組計画書」を用意しておけばOKなので。
簡単に3つの書類について説明しておきますね。
申請書
持続化補助金の申請用紙で、事業所の住所、事業所名、役職、氏名、電話番号を書けば完成の簡単なものです。
2分で終わります。
経営計画書
持続化補助金を申請するのにみんなが一番苦労するのがこの「経営計画書」。
企業概要や顧客ニーズ、市場動向と自社を取り巻く環境から、申請計画で取り組む内容やそれらがもたらす効果まで。
持続化補助金を使って新型コロナウィルス感染症の影響からどうやって立ち直っていくのか、それを図やグラフを使って、熱く書き込んでいく必要があります。(最大5枚)
これが大変で申請をあきらめる人も多いんですが、ポイントさえ押さえればそれほど難しくないので心配いりませんよ。
事業再開枠取組計画書
持続化補助金の申請が通ると、一緒に受けられる「事業再開枠」。
これは、補助上限50万円で満額支給されます。
満額です。
つまり、50万円分経費を使うと50万円が返ってきます。
ホントです。ただし、対象はコロナウイルス感染症対策にかかわる経費のみで、ガイドラインも厳格化されているため申請には注意が必要。
持続化補助金とセットなので最初から一緒に申請します。

④~⑦は、①~③が完成すれば商工会の方から説明があると思うので、それからでいいです。まずは、①~③を用意しましょう。
次は、「申請書、経営計画書、事業再開枠取組計画書」のそろえ方と、持続化補助金の申請手順について説明します。
持続化補助金の申請手順
持続化補助金の申請手順は以下のとおり。
- 書類をダウンロード
- 申請書、経営計画書、事業再開枠取組計画書の記載
- 書類を商工会または商工会議所に提出
- 必要書類を提出先へ送付
それでは各項目を詳しく説明していきますね。
書類をダウンロード
小規模事業者持続化補助金のHPから申請書類をダウンロードします。
京都の場合はこちら↓になります。
参考 小規模事業者持続化補助金京都府商工会連合会このHPの中に、『【第5版】令和2年度補正予算 申請書様式コロナ型(zip)』』があるので、これをクリックして zip ファイルを開いてください。
あと、申請書類は必ず該当の都道府県のものをダウンロードした方がいいです。
申請書、経営計画書、事業再開枠取組計画書の記載
先ほど説明した zip ファイルの中から、次の3つをダウンロード。
- 様式1-1:申請書
- 様式2:経営計画書
- 様式7-1:事業再開枠取組計画書
↑の3つの書類はしっかり記載しないといけません。さっきも言いましたが、これが持続化補助金最大の山場です。
「申請書」と「事業再開枠取組計画書」はすぐに書けますが、「経営計画書」は事業概要や補助金を使った取り組み内容をガッチリ書かないといけないので、ここで心折れる人が多いみたいです。
その辺りも今後は紹介していくのでご期待ください。
書類を商工会または商工会議所に提出
先ほどの「申請書、経営計画書、事業再開枠取組計画書」ができたら、商工会または商工会議所へ提出に行きます。
このとき、書類が完璧にできあがっていなくても全然問題ありません。
ていうか完璧にできるわけないので、とりあえずでいいから軽い気持ちで持っていきましょう。商工会の方たち優しいですから。
ここから商工会の方と二人三脚で書類を完成させていくので、期限に余裕をもって提出してください。
必要書類を提出先へ送付
「申請書、経営計画書、事業再開枠取組計画書」が完成したら、先ほど紹介した必要書類とあわせて提出先へ送付します。
- 申請書
- 経営計画書
- 事業再開枠取組計画書
- 支援機関確認書
- 補助金概算払請求書
- 補助金交付申請書
- 直近の確定申告書 or 所得税青色申告決算書 or 開業届
提出先は、「商工会」の方は「商工会連合会」、「商工会議所」の方は「日本商工会議所」へ。
- 商工会 → 商工会連合会
- 商工会議所 → 日本商工会議所
必要書類の提出は商工会の方と確認を取りながらやっていくでしょうから、そこまで心配しなくていいと思います。
持続化補助金の申請先や必要書類・手順についてまとめ
今回は、持続化補助金の申請先や必要書類・手順について解説しました。
もう一度まとめると、
- 全国商工会連合会を検索
- 都道府県を選択
- 該当する市区町村の商工会をクリック
- 申請書
- 経営計画書
- 事業再開枠取組計画書
- 支援機関確認書
- 補助金概算払請求書
- 補助金交付申請書
- 直近の確定申告書 or 所得税青色申告決算書 or 開業届
- 書類をダウンロード
- 申請書、経営計画書、事業再開枠取組計画書の記載
- 書類を商工会または商工会議所に提出
- 必要書類を提出先へ送付
このようになります。
やることがたくさんあって少し大変ですが、そんなときは商工会の方にどんどん相談してすすめていけばいいです。僕も何度も相談してます。
あきらめないで、ぜひ挑戦してみてください。
ではでは。
これを読めば間違いなし⁉僕が実際に書いた「経営計画書」を使って、持続化補助金の申請に通りやすくする「書き方」や「ポイント」について解説しました!
参考 【持続化補助金】経営計画書の書き方とポイントを解説!note