当院のコロナウィルス感染症対策について

【持続化補助金】補助の対象経費は?実際に販路開拓で申請した経費の内訳を公開!

持続化補助金ってどんな経費がOKなんだろ?

新型コロナウィルスの影響を受けた事業者が、売上をあげるための新たな販路開拓を行ったり、生産性向上の取組にかかる経費の一部を支援してくれる「持続化補助金」。

ざっくりいうと、売上アップさせるのにかかったお金を一部出してあげるよ。

てことなんですが、使い道がある程度限定されているのが特徴で少しややこしい。

そこで今回は、僕が実際に持続化補助金の販路開拓で申請した経費の内訳を公開していきます。

MEMO
第3回の受付分(締め切り8月7日)に申請予定なので、正確には申請するつもりの経費になりますが、商工会の方からのOKはいただいています。

みなさんの持続化補助金の使い方の参考になれば幸いです。

ではいっきまーす(o゚∀゚)o━!!

これを読めば間違いなし⁉僕が実際に書いた「経営計画書」を使って、持続化補助金の申請に通りやすくする「書き方」や「ポイント」について解説しました!

参考 【持続化補助金】経営計画書の書き方とポイントを解説!note

持続化補助金の対象となる経費

経費の内訳の前に、ガイドラインからどんな経費が持続化補助金の対象になるのか簡単に説明しておきます。

持続化補助金の対象となる経費には以下のものがあります。

  • ①機械装置等費、②広報費、③展示会等出展費、④旅費、⑤開発費、⑥資料購入費、⑦雑役務費、⑧借料、⑨専門家謝金、⑩専門家旅費、⑪設備処分費、⑫委託費、⑬外注費

補助の金額は、これらの経費に補助率(2/3 or 3/4)をかけた額の合計になります。(補助上限100万円)

つまり、

  • 補助率 2/3 の場合:150万円使って100万円支給
  • 補助率 3/4 の場合:約134万円使って100万円支給

となります。

ひとつの経費で100万円の補助を申請してもいいですし、いろんな施策をやってその合計を申請しても構いません。使用目的が正しければOKです。

補助率(2/3 or 3/4)の違いは、販路開拓の方法によって変わるんですが、これについてはこちらで詳しく説明しているので分からない方はご覧ください。

【持続化補助金とは?】最大150万円の補助が受けられる!【新型コロナウィルス感染症対策】

そしてこれらの補助対象経費を、事業実施期間中に実施し、支払いまで終わらせておかなければいけません。

注意
期間内に支払いが終わっていなかったり、施策が完了していない場合は補助金が支払われません。

なお、事業実施期間は、受付締切によって変わります。

事業実施期間
  • 【第3回受付締切:2020年8月7日】交付決定日から2021年5月31日まで
  • 【第4回受付締切:2020年10月2日】交付決定日から2021年7月31日まで
  • 上記の期間内に、施策を実施し支払いを終わらせておきましょう。

    「コロナ特別対応型」の持続化補助金にかぎり、すでに支払った経費も遡って申請(遡及適用)ができます。

    【持続化補助金】すでに支払った経費でも遡って申請できる!【あきらめるな】

    実際に販路開拓で申請した経費

    それでは、僕が実際に販路開拓で申請した経費の内訳を公開していきます。

    • ① 機械装置等費(約30万円):撮影必要機材(一眼レフカメラ、マイク、照明、三脚、スピ-カー)
    • ② 広報費(約100万円):HPの作成、広告運用、WEB広告(Facebook 広告、Youtube 広告、GDN 広告 等)

    補助率が 3/4 なので、全部で134万円ほど使って申請するつもりです。(第3回8月7日に申請予定)

    次に、内訳について簡単に説明していきますね。

    ① 機械装置等費(撮影必要機材)

    使用目的は、以下の2点を行うのに動画を撮るため

    • オンライン上の無料ウェブセミナー
    • 無料オンライン講座

    そのために撮影必要機材として、一眼レフカメラ、マイク、照明、三脚、スピ-カーを申請します。

    ただ、商工会の方と相談している中で一眼レフカメラの汎用性が指摘されました。撮影以外にもいろんなことに使えるよねってこと。

    あくまでも動画撮影のためにどうしても必要な経費に限られるとのことでしたが、

    1. カラダの鮮明な動きを伝えるのに必要な点
    2. これまでスマホで撮影していて不十分だった点

    この2点でクリアできると言われました。(まだ申請していないので100%ではありませんが)

    ② 広報費(HPの作成、広告運用、WEB広告)

    使用目的は、以下の3点を行い非対面型の販促活動へ転換するため

    • 自社のウェブサイトを新規作成
    • WEB広告
    • 広告運用を外注

    ウェブサイトの作成から広告運用まですべて外注で行いますが、対象経費の「⑬ 外注費」ではなく「② 広報費」に入るそうです。

    ちなみに、何年か前に別の補助金を申請したことがあるんですが、そのときはネット広告が NG でチラシだけしかできませんでした。仕方なくチラシまきましたけどね。

    そして今回の持続化補助金から、クレジットカードでの支払いが可能になりました!!!

    えっ?!いままでダメだったの?と思ったかもしれませんが、この時代にクレカがダメだったんですよ。あり得ませんよね。

    とにかくこのクレジットカード決定は大変助かります。

    経費を申請する際の注意点

    経費を申請する際の注意点をひとつ。

    経費の申請は費用ごとに金額を記載します(概算でOK)。僕の場合だと約30万円(① 機械装置等費)と約100万円(② 広報費)になります。

    しかし、実際に経費を使っていくと当初の計画通りにいかないこともありますよね。

    例えば、15万円で買うつもりだった一眼レフカメラが20万円した。など。

    こんなとき同じ経費の区分内であれば、合計金額が同じなら問題ないそうです。

    • 一眼レフカメラ(15万円)、マイク(3万円)、照明(4万円)、三脚(3万円)、スピ-カー(5万円) = 合計30万円
    • ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
    • 一眼レフカメラ(20万円)、マイク(1万円)、照明(3万円)、三脚(1万円)、スピ-カー(5万円) = 合計30万円

    こんなカンジです。

    ただし、経費の区分をまたいで帳尻を合わせることはできないので、費用の記載は十分計画してから行うようにしてください。

    実際に販路開拓で申請した経費の内訳についてまとめ

    今回は、僕が実際に持続化補助金の販路開拓で申請した経費の内訳について解説しました。

    販路開拓の経費の使い方は、その人の職種や置かれている状況などで千差万別ですが、ほかの人の使い方を見ることで自分の販路開拓のヒントになることもあると思います。

    なので今回の僕の経費の内訳が、少しでもみなさんのお役に立てばうれしいです。

    ではでは。

    これを読めば間違いなし⁉僕が実際に書いた「経営計画書」を使って、持続化補助金の申請に通りやすくする「書き方」や「ポイント」について解説しました!

    参考 【持続化補助金】経営計画書の書き方とポイントを解説!note

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