四十肩(五十肩)とは一体なに?症状の特徴と原因をまとめて解説!

肩の痛みで来院される患者さんに「先生、これ四十肩ですかね?」と聞かれることがあります。「明らかに違うよねー」といった症状の場合でも聞かれることがあるので、「四十肩」なんてメジャーな病名でもどんな症状の特徴があるかまではあまり知られていないんだなと。

まぁ、知らなくてもどうってことないから心配しないでください。

そこで今回は、四十肩の症状の特徴と原因について解説していきたいと思います。この症状さえ覚えておけば「四十肩」とほかの症状を見分けられるよ、というものを揃えたので参考に使ってください。

あっ!ちなみに「四十肩」と「五十肩」は名前が違うだけでまっっったく同じものです。

ではいっきまーす(o゚∀゚)o━!!

四十肩(五十肩)の症状7つの特徴

肩のレントゲン

四十肩の症状の特徴は以下の7項目になります。

四十肩の症状の特徴
  1. X線やMRI検査による異常がない
  2. 動かすと痛い
  3. 安静にしていても痛い
  4. 夜中寝ていると痛い
  5. 動きに制限がある
  6. 思い当たる原因がなく急に痛み出した
  7. 肩を押さえても痛みがない

それでは一つずつ説明いってみましょうか。

1.X線やMRI検査による異常がない

四十肩とは実は正式な病名ではなく、四十肩で病院へ行くと「肩関節周囲炎」という診断名をつけられます。

しかし、この肩関節周囲炎は読んで字のごとく、『(の)関節(の)周囲(に)(症が起こった)』状態のことを指しています。

肩の関節は、骨、軟骨、靱帯(じんたい)、腱(けん)で構成されているため、これらのうちどこに炎症が起こっても肩に痛みが出ます。そしていずれの症状も肩関節周囲炎と呼ばれます。

そのため厳密に言うと、「肩関節周囲炎 = 四十肩」ではなく、

肩関節周囲炎
  • 腱板炎
  • 腱板断裂
  • 石灰性腱炎
  • 上腕二頭筋長頭腱炎
  • 変形性関節症
  • 四十肩

こんな感じで「四十肩」は「肩関節周囲炎」のうちの一つになります。なので医師によっては「四十肩」のことを「凍結肩」と呼ぶ場合もあります。そして上に挙げた病名のうち、X線やMRI検査で異常が確認されないのは「四十肩」だけです。

2.動かすと痛い

四十肩には症状の進行具合によって、3つの病期に分けられています。

四十肩の病期
  1. 急性期
  2. 慢性期(拘縮期)
  3. 回復期

その中の「急性期」では肩に炎症が起こっているため、当然動かすと痛いです。ほかの捻挫などと比べて肩が腫れ上がるようなことはありませんが、それでも動かすととっても痛いです。

3.安静にしていても痛い

「急性期」では炎症の程度にもよりますが、安静にしていても痛い場合があります。

安静といっても、肩の関節には座っていても腕の重さ(3~4㎏)がかかりますし、横になっていてもからだが歪んでいると完全にリラックスすることができません。

そのため四十肩は安静にしていても痛いことがあります。

4.夜中寝ていると痛い

四十肩に限らず、先ほど【四十肩の症状1】で説明した「肩関節周囲炎」の症状では、夜中寝ていると痛み(夜間痛)が出ることが多いです。

これは寝ているときの姿勢や、寝返りのときに肩関節に負担がかかることで起こったり、あとは肩が冷えるのがよくないとも言われています。

5.動きに制限がある

四十肩になると必ず、肩の動きに制限が出ます。これを関節の拘縮(こうしゅく)と言いますが、ほとんどの人が腕が水平にまで上がらなくなります。ひどいとほとんど動かせなくなることもあるくらい動きません。

逆に肩に痛みがあっても、キチンと上がるようなら四十肩ではありません。腱、靭帯、腱板などほかの原因が考えられます。

6.思い当たる原因がなく急に痛み出した

重い荷物を持ったり、肩に強い衝撃を受けたわけでもないのに急に痛み出したとしたら、「四十肩」を疑ってもいかもしれません(もちろんほかの特徴も加味して)。

現に四十肩の治療をしていても、中年以降なりやすいという以外に、

腰椎圧迫骨折はこう治す!
  • 仕事の内容
  • 利き腕
  • スポーツの有無
  • 男女差

などで大きな差はないよう思います。つまり、これといった原因がないのが四十肩の特徴になっています。

7.肩を押さえても痛みがない

肩が痛いのは間違いないんですが、案外肩を押さえても痛みは出ません。

これは四十肩の炎症部位が肩の奥の方で起こっているため、周りの筋肉がジャマして押さえた刺激がうまく伝わらないためです。

四十肩(五十肩)の原因

ここまで四十肩の症状の特徴を説明してきました。続いては四十肩のときに肩の中で何が起こっているのかについて解説していきます。

肩の解剖図

上の図は肩の解剖図ですが、左が肩を後ろから、右が肩を前から見たところになります。解説には左の図しか使わないので、左に注目しといてくださいね。

画像の中央に『上腕骨』とありますが、ここが肩の付け根になります。ちょっと分かりにくいですが、上腕骨の周りは『肩関節関節包』で覆れており、その上に『肩の筋肉』(図には名称なし)、さらにその上に『肩峰下滑液包』と肩の関節は何層にも折り重なった構造になっています。

四十肩はこの肩関節の構造のうち、肩関節関節包に炎症が起こることで痛むと言われています。

肩関節の中でもかなり奥の場所になるため、外から治療することも難しく治りにくい症状になっています。

ただ四十肩の原因には諸説あり、今のところまだはっきりとした答えが出ていません。いま説明した内容が有力のようですが、四十肩は一度なると同じ側の肩は痛まないと言われています。でも『肩関節関節包』の炎症が原因だとしたら、「一度なったら二度とならない」というのはどうも納得できないとこではあります。

まとめ

今回は、四十肩の症状の特徴と原因について解説しました。

四十肩の症状の特徴
  1. X線やMRI検査による異常がない
  2. 動かすと痛い
  3. 安静にしていても痛い
  4. 夜中寝ていると痛い
  5. 動きに制限がある
  6. 思い当たる原因がなく急に痛み出した
  7. 肩を押さえても痛みがない

参考にしていただいて、正しい治療を受けてください。四十肩と思っても調べてみると違うなんてこともよくありますから。

リズム鍼灸院でも四十肩の施術は得意にしていますから、お困りの際はご連絡ください。

K . K様

53歳/公務員

私にとって先生は”神の手”です!

五十肩  腰痛

初めてリズム鍼灸院に行った時、「僕が治します」と言って下さった先生の力強い一言、ワラにすがる思いでした。 通い始めてすぐに腕が上るようになりました。腰痛の時も本当に痛みがあっという間に薄れました。

※施術効果には個人差があります。

ではでは。

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