この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
どうも、京都府向日市リズム鍼灸院 の湯村です。
G.Wのダラけた気持ちがまだ残る中、今回は僕が大好きなNBAのチームランキングベスト10を書いていきます。当然ですが、あくまでも僕の主観ですからね。そして記憶の糸をたぐり寄せながらとなるため、細かい間違いがあるかもしれません。ご容赦くださいませ。
NBA(National Basketball Association)
北米で展開する男子プロバスケットボールリーグであり、30チームの内29チームがアメリカ合衆国、1チームがカナダを本拠としている。また、国際バスケットボール連盟(FIBA)に加盟しているUSAバスケットボール (USAB) のアクティブ・メンバーの一つであり、北米4大プロスポーツリーグの一つである。
出典:NBA.com-Wikipedia
といっても最近はTVで見ることも少なく、一番よく見ていた90年代~00年代前半がメインのランキングとなってます。
前置きが長くてもアレなんでさっそくランキングどうぞ。
見たい場所へジャンプ
- 第10位 New York Knicks(ニューヨーク・ニックス)
- 第9位 LA Lakers(ロサンゼルス・レイカーズ)
- 第8位 Oklahoma City Thunder(オクラホマシティ・サンダー)
- 第7位 Orlando Magic(オーランド・マジック)
- 第6位 Phoenix Suns(フェニックス・サンズ)
- 第5位 Miami Heat(マイアミ・ヒート)
- 第4位 Sacramento Kings(サクラメント・キングス)
- 第3位 Dallas Mavericks(ダラス・マーベリックス)
- 第2位 Philadelphia 76ers(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)
- 第1位 Chicago Bulls(シカゴ・ブルズ)
- まとめ
第10位 New York Knicks(ニューヨーク・ニックス)
大都市ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンを本拠地とする歴史あるチームです。優勝しそうでできない古豪といった感じ。
ニックスといって思い出すのはやっぱり「パトリック・ユーイング」でしょ。ユーイングモデルの派手なバッシュも当時はかっこいいと思ってました。
『スラムダンク』の『赤木剛憲のモデル』と言う人もいるけど、プレイスタイル全然違いますよね。ユーイングはミドルめちゃくちゃ上手いですから。
99年の『ミラクルニックス』もいいですが、90年代初頭の「ユーイング」「ジョン・スタークス」「チャールズ・オークリー」のディフェンスゴリゴリの頃が一番好きですね。「パット・ライリー」が監督で「マーク・ジャクソン」や「ドック・リバース」なんかも渋い活躍してました。
ブルズ戦でのスタークスの『ベースラインからのワンハンドダンク』や、マイケル・ジョーダンのトラッシュトークから『目をつぶってのフリースロー』、ドック・リバースの決勝シュート後ロッカールームでの半裸のユーイングの名言『ドックのおかげだ』など名シーン盛りだくさんです。でも最後はブルズにボコられるという悲しい運命も愛さずにはいられないとこです。
そんなニックスだけに2000年以降の低迷ぶりには悲しくなります。「アマレ・スタウダマイアー」を獲得したときは一瞬おもしろくなりましたが、それもカーメロの入団で歯車が狂い、「ジェイソン・キッド」「マーカス・キャンビー」「ラシード・ウォレス」で盛り返したがそれも一年で崩壊。
フィル・ジャクソンでもどうにもならないチーム状況に、スパイク・リーもさぞ悲しんでることでしょう。
第9位 LA Lakers(ロサンゼルス・レイカーズ)
良くも悪くも「コービー・ブライアント」のチーム。そのコービーも今シーズン、現役20年のキャリアを終えましたね。悲しい。
古くは「マジック・ジョンソン」や「カリーム・アブドゥル=ジャバー」の「ショータイム」が有名ですが、残念ながらリアルタイムで見てないので今回はそこの評価はナシで。
そういえばマジック・ジョンソンが引退後に一回復帰したのは見たな。ビデオにも録画した。でもあまりにも太りすぎてキレがなく1シーズンで引退したけど、あれはなかったことになっているんでしょうか?
なんといってもレイカーズといえば、「コービー・ブライアント」と「シャキール・オニール」。NBAの歴史でも最高のコンビのひとつなのは間違いありませんが、仲がよろしくないんですよね。試合見てれば分かります。仲良しじゃないといけないとは言わないけど、コンビでお互いを補完するわけじゃなく、能力の高い2人が好き勝手にプレーしてたまに協力してるイメージ。
それでもあれだけ強かったのは、周りの選手と「フィル・ジャクソン」のトライアングルオフェンスが優秀だったおかげでしょう。
99年は「ロン・ハーパー」「ホーレス・グラント」がいてフィル・ジャクソンが監督で優勝って、「ブルズじゃねーか」という突っ込みをしましたが、その後は「ロバート・オーリー」「デレック・フィッシャー」「リック・フォックス」などコービー、シャック以外の選手も素晴らしかった。なかでもロバート・オーリー、こいつはズルい。3連覇したこの頃のレイカーズは強すぎて嫌いだった。
でも、「カール・マローン」と「ゲイリー・ペイトン」が一度にやってきてウッハーなったけど優勝できなかったり、コービー中心のチーム作りで2連覇したりとなにかとドラマチックなチームなのはたしか。そしてその中心にはNBAで一番勝負にこだわる男コービー・ブライアントがいる。なんだかんだ言ってもやっぱりコービーが好き。
だからここ数年のレイカーズの迷走っぷりは見ていて辛い。最後にプレーオフで戦うコービーの姿が見たかった。ジャック・ニコルソンも泣いてるぜ。
第8位 Oklahoma City Thunder(オクラホマシティ・サンダー)
みんなオクラホマシティ・サンダーがシアトル・スーパーソニックスだった頃のことを覚えてますか?96年に「ジョージ・カール」のもと「ショーン・ケンプ」「ゲイリー・ペイトン」、ジャーマンラリーバードと呼ばれた「デトレフ・シュレンプ」「ネイト・マクミラン」でファイナルまで進みますが、ブルズにボコられましたよね。
そんな話はどうでもいいんですが(笑)、オクラホマには現役最強のコンビ「ラッセル・ウェストブルック」と「ケビン・デュラント」がいます。今回のランキング中でも唯一の現役チームです。
まさにサンダーの両輪、今見ていて一番ワクワクさせてくれるコンビです。特にウェストブルックがヤバすぎる、見た目からしてほんとに人間なんでしょうか?
でもほかのメンバーが弱い。ちょっと前まで「ジェームス・ハーデン」がいたり、「ネイト・ロビンソン」「ターボ・セフォロシャ」「サージ・イバカ」と若い選手を「ケンドリック・パーキンス」がうまくまとめていい感じだったのに。
それが今じゃイバカだけ。いや、がんばっているんだけどね。『リアル桜木花道』なんて言われてるし。でもウェストブルックとデュラントのがんばりに毎回胸が詰まります。優勝できたら泣いてしまいそうっす。
とにかくこれからも期待しているチームです。デュラントのFAが心配だけど。ぜひこの二人で優勝している姿が見たい。
第7位 Orlando Magic(オーランド・マジック)
中学生の頃一番好きだったチーム。
ブルズ第一王朝終焉後、「シャキール・オニール」と「アンファニー・ハーダウェイ」という2人の超若手選手が、新設間もないチームをファイナルまで導くストーリーに興奮しました。ペニー(ハーダウェイ)は『スラムダンク』の『沢北』のモデルとしても有名ですよね。オールスターゲームでのグラント・ヒルからペニーへのアリウープは衝撃でした。
ファイナルに進むも「ニック・アンダーソン」のフリースロー4本連続失敗に泣きましたが、当時ジョーダン引退後(一回目)の新時代への大きな波を感じました。まぁそれもシャックが出て行くまでですけどね。ここでもシャックとペニーの不仲説により、シャックはレイカーズへ。
ペニーもひとりでがんばりましたが、ケガをしてしまいその後は以前のような活躍ができなくなりました。ケガさえなければコービーのレイカーズのようにチームも復活してたかもしれないと思うと残念です。
その後は「ドワイト・ハワード」の時代を含めあまり好きじゃありません。ほんと90年代のあの頃だけ最高に好きでした。ちなみに当時中学生だった僕のバッシュは『シャック アタック1(白)』でした。
第6位 Phoenix Suns(フェニックス・サンズ)
「ジェイソン・キッド」と「アンファニー・ハーダウェイ」のコンビ『バックコート2000』。「マイク・ダントーニ」のもと「スティーブ・ナッシュ」「ショーン・マリオン」「アマレ・スタウダマイアー」のディフェンス無視の『ラン&ガンオフェンス』。どちらも胸熱のチームでしたが、それでも一番好きなのは93年の「チャールズ・バークレー」がファイナルにいったときでしょう。これだけで飯3杯はいけます。
このときのサンズは、バークレー意外にも「ケビン・ジョンソン(KJ)」「ダン・マーリー」「セドリック・セバロス」「ダニー・マニング」「マーク・ウェスト」「ダニー・エインジ」「リチャード・デュマス」、そして「オリバー・ミラー」とチームを2つに分けてもプレーオフに出られると言われるくらい層の厚いチームでした。
ちなみにまた『スラムダンク』ネタになりますが、僕は『宮城リョータ=KJ』『三井寿=ダン・マーリー』『河田兄=チャールズ・バークレー』『河田弟=オリバー・ミラー』だと思っています。
ファイナルではバークレーは身長が198㎝(ほんとは193㎝という説)なんだけど、インサイドをガンガン攻めていくし、そうかと思えばトップの位置から1ON1を仕掛けていったりとまさにやりたい放題でした。
さらに速すぎて全然止められないKJや、恐ろしいほど3Pの入るサンダー・ダンことダン・マーリー。ファイナルで一気に覚醒したリチャード・デュマスなどそりゃすごかったです。デュマスの腰のとこでボールを一度回してからのレイアップ、当時見たときビビりました。
それでもやっぱり最後はブルズにやられるんですよね~。でも僕はブルズ6度の優勝の中で、一番苦しめたのはサンズなんじゃないかと。それだけものすごい勢いでしたから。バークレーの目が血走りすぎて怖かったです。
第5位 Miami Heat(マイアミ・ヒート)
「アロンゾ・モーニング」「ティム・ハーダウェイ」「エディー・ジョーンズ」の第一期(僕の中での)、「ドウェイン・ウェイド」「シャキール・オニール」コンビの第二期、「ウェイド」「クリス・ボッシュ」「レブロン・ジェームズ」擁する『スリーキングス』の第三期。それぞれ大好きです。
96年に「パット・ライリー」がGM兼ヘッドコーチとしてやってきて、ニックスばりのディフェンシブチームを作り上げてからが楽しかった。
特にニックスとの因縁のゲームは、毎回ロースコアなのにとんでもなく熱かった。モーニングの腎臓病からの復帰も劇的でした。
それからウェイドが入団して、「シャック」「アントワン・ウォーカー」「ジェイソン・ウィリアムス」「ゲイリー・ペイトン」の加入からの優勝。2年目か3年目のウェイドがあんな化けるなんて。そしてペイトンの執念よ。衰えのみえるペイトンが要所で活躍する姿は誰でも応援したくなるでしょ。
そして『スリーキングス』時代。
僕もこの談合には当初否定的でしたよ、選手が好きなもん同士集まるなんて…。移籍やトレードって選手の意見なんて及ばない、不満や不条理があるからこそドラマチックでおもしろいのに。
でもね、やっぱり強いんですよ~。見てて華があるんですよ~。かっこいいっす。
▲このベスト3でウェイドとレブロンがかますアリウープが、僕の中のベストアリウープです。
最初こそチグハグでザマーみろ的な完全ヒールになってたけど、それでも相手を力でねじ伏せるプレーにはやっぱり引きつけられますよね。
2010年ファイナルのVSダラス・マーベリックスなんかはレブロンの1ON1が恐ろしいほどで、ディフェンスとの間がわずかでも開いていたらゴリゴリ抜いてました。
あんなゴリラみたいな体で、あんなに早く走れて高く跳べる選手はこれまでいませんでした。ダンクだけならショーン・ケンプが近いけど、シュートやパス、リーダーシップ、ファンサービスなんかを含めると比べる選手が見つかりません。歴代最高のオールラウンダーなのは間違いないでしょうね。
っと、ついついレブロンの話で盛り上がってしまいましたが、ヒートの魂はウェイドですよ。こんなに愛されているフランチャイズプレイヤーは現代のNBAではほとんどいませんからね。ダンカン、ノビくらいか。
“Flash”
彼がいる限り、ヒートの炎が消えることはないでしょう。
第4位 Sacramento Kings(サクラメント・キングス)
「マイク・ビビー」より「ジェイソン・ウィリアムス」の方が好きです。
むかしも今もドアマットが似合うチームですが、98年に「クリス・ウェバー」「ブラディー・ディバッツ」が移籍で加入。「プレドラグ・ストヤコビッチ」「ヒド・ターコルー」「ボビー・ジャクソン」が2000年頃に入団したときが僕の中でピークです。チームの勢いが最高でした。
J・ウィリアムスのバスケットは派手ですが、その分ミスも多いプレイヤーでした。確かにビビーの方が堅実でチームとしての完成度も高く、実際カンファレンスファイナルに進出したのはビビーに代わってからでした。
でもあそこまでトリッキーで創造力あふれるガードを僕は知りません。ストリートバスケのスタイルがNBAで通用した数少ない選手です。
あの頃のキングスは本当に強かった。そしてプレーしてる選手も、応援しているファンも実に楽しそうでした。特にクリス・ウェバーはNBAに入団してから一番のびのびとプレーしていました。まるでこれまでのうっぷんを晴らすかのように。
タイプは違うけど、今のゴールデンステートにも同じニオイがします。だからキングスも当時優勝してもおかしくないぐらいほんとにすばらしいチームでした。でも、そこに立ちはだかったのがコービー、シャックのレイカーズなんですよね。いやオーリーか…。
ほんとどんなにいいチームだからって優勝できるとは限らないってことを、キングスとジェイソン・キッドのニュージャージー・ネッツを見て思いました。
クリス・ウェバーには優勝してもらいたかった。そうみんなに思わせる選手であり、チームでした。
第3位 Dallas Mavericks(ダラス・マーベリックス)
「ダーク・ノヴィツキー」とオーナーの「マーク・キューバン」が二人三脚で作り上げたチームです。
キューバンの『ダラス愛』が強すぎるけど、だからこそ優勝したときはそんなキューバンを見て泣きそうになりました。
もともとそんなに好きなチームじゃなかったんですよね。「ノヴィツキー」「マイケル・フィンリー」「スティーブ・ナッシュ」の3人がいた頃も強いんだけど、なんかまとまってないイメージで。
それからもノヴィツキー中心に強いけど勝ちきれないから好きにならなかったんですが、あの2010年のファイナルで一気に心奪われてしまいました。
5年ぶりにファイナルに進んだダラス。相手は5年前と同じマイアミ・ヒート。そのときのファイナルではウェイドとシャックによって優勝の夢を打ち砕かれました。
今回は同じマイアミでも『スリーキングス』。結成1年目でしたが、プレーオフを勝ち上がるごとにおそろしく強くなっていました。
正直ダラスには分が悪いなと。若いスリーキングスに比べ、「ノヴィツキー」「ジェイソン・キッド」「ジェイソン・テリー」「ショーン・マリオン」「プレドラグ・ストヤコヴィッチ」と完全におっさんばかり。キッドは全盛期と比べてあきらかにパフォーマンスが落ちてるし。
そしていざ始まるとやっぱり全然ちがうんですよ、勢いが。レブロンなんか誰も止められなかったですもん。それでもギリギリのところで踏ん張るんですよ。「ここ落としたらもうダメ!」「ここ決められたら完全に流れ持っていかれる!!」というとこで、ノヴィツキーが決めるんですよ。
でも一番苦しいときにチームを救っていたのは『ジェット』でした。ジェイソン・テリーね。インサイドに全く入っていけないときにジェットのムリなミドルが入るんですよ。鳥肌もんでした。
今までいろんなファイナルを見てきましたが、あんなに興奮して応援したファイナルはなかったですね。友達にも「見ろ!」と連絡しましたから。
そして優勝の瞬間、オーナーのキューバンが出てきて号泣。そしていままでチャンピオンリングに届かなかったおっさんたちの悲願達成。これまでNBAを見続けていたからこそ、この感動を味わうことができたんだなと。とんでもなく感慨深い瞬間でした。
第2位 Philadelphia 76ers(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)
“AI”こと「アレン・アイバーソン」のチーム。必ず結果を出すことから“THE ANSWER”とも呼ばれてました。
初めて見たときから夢中になりました。僕が高2のときにルーキーでしたが、リーボックと契約して出したファーストモデル『Question』はソッコー買いました。
バスケットボールは日本人が一番成功しにくいといわれるプロスポーツです。理由はトッププレイヤーになるためには、フィジカルが必要とされていたからです。ようするにでかいほうが有利なスポーツなんです。
それを根底から覆したアイバーソン。オールスターゲームでイースタンを大逆転勝利に導いたあと、インタビューで言った『体のサイズは関係ない、ハートのサイズが大切なんだ』のセリフはこれから先も語り継がれる伝説の名言でしょう。
アイバーソンのことばかりになっていますが、76ersに関しては仕方ないです。ほんとにアイバーソンが好きなだけで、あとはおまけのような感覚でした。
だって唯一いた大物選手が「ディケンベ・ムトンボ」ですからね。もうちょっといなかったんでしょうか。でもそのおかげで完全なるアイバーソンのチームになったわけですが。
マイケル・ジョーダンはこれまでバスケットに興味のなかった人を惹きつけましたが、アイバーソンはこれまでのバスケットの『イメージ』を変えてしまいました。
『タトゥー』『コーンロー』『ヘッドバンド』『シューティングスリーブ』『フィンガーサポーター』などとにかくオサレ感がハンパない!タトゥーなんてそれまでもやってた選手はいましたが、かなりキワモノばかりです。それが今じゃ当たり前ですからね。これはアイバーソンの功績によるものでしょう。
一度だけいったファイナルでは無敵のレイカーズにボロクソにされましたが、コービーのことは完全に圧倒し、シャックにも果敢に突っ込んでいきました。まさに孤軍奮闘。
でも倒れたアイバーソンを、まるで子供を抱きかかえるかのように起こしたシャックを見て『アイバーソンひとりじゃムリだ』と見てて切なかったです。
ジョーダン引退後(2回目)、NBA人気下降が懸念された群雄割拠のこの時代の中で、間違いなくNO.1の人気とスター性を持った選手でした。
ジョーダンは選手から尊敬と畏敬の念を込めて『神』と呼ばれましたが、アイバーソンには『カリスマ』という言葉がピッタリはまります。
NBAの歴史上、ここまでカリスマ性を持ったプレイヤーはいないんじゃないでしょうか?
良い悪い含めすべての選手やファンを惹きつけ、バスケットというスポーツのイメージまで変えてしまった彼と彼を支え続けた76ersというチームが大好きです。
第1位 Chicago Bulls(シカゴ・ブルズ)
ベタで申し訳ないですが、仕方ありません。
小学5年のときに『スラムダンク』と出会い、中学でバスケットボールをはじめ、その年にバルセロナ五輪で『ドリムチーム』を見て、ブルズの『3ピート』を味わった人間がブルズ推しにならない理由がありません。
まさにあの頃のブルズは神がかっていました。マイケル・ジョーダンが『神』だったのは間違いありませんが、ブルズというチームそのものが、『映画でもそんなん書けねーよ』というぐらいドラマチックだったから。
ジョーダンという若いスーパースターを擁しながら勝ち切れなったチームに「スコッティ・ピッペン」「ホーレス・グラント」「B.J.アームストロング」が入団。そこへ「フィル・ジャクソン」が『トライアングルオフェンス』という魔法をかけ、チームが劇的に変わっていきます。
僕がブルズを見始めたのは93年ファイナルのVSサンズからですが、このときのバークレーとのゴリゴリの対決は忘れられません。二人がチームを試合をそしてアリーナ全体の空気を支配しているようでした。
そして優勝を決めたパクソンの『伝説のスリー』。
『ジョーダン → ピッペン → グラント → パクソン』と流れるようにパスが回り、逆転の3ポイントが決まる。
タイムアウトをとるサンズ。会場ではシュートの瞬間がリプレイされ、バックには『ステッペンウルフ』の『Born To Be Wild』が流れる。
どんだけかっこいいんだよ、もう。
興奮しすぎて笑っちゃいましたもん。
そこから『ジョーダンの引退 → 復帰 → 3ピート達成(2度目)』。ってできすぎでしょ。もうジョーダンのため、『ブルズ物語』完成のために、みんな脇役として必死でがんばってたようでした。特にユタ・ジャズ。好きじゃないけどほんとにかわいそう。
ところでジョーダンのファイナルといえば、『ラストショット』と呼ばれる現役最後のショット(のちにまた復帰)が有名です。僕もあのシーンもちろん好きです。
でもそれより気になるのは、96年VSスーパーソニックスでの優勝の瞬間、ウイニングボールを持って飛び上がろうとしたジョーダンをランディ・ブラウンがしがみついてジャマしたとこが忘れられません。おい肩マッチョ、空気読めよ。
この2度目の3ピート達成のときのメンバー「デニス・ロッドマン」「ロン・ハーパー」「トニー・クーコッチ」はもちろんすごかったけど、「ルーク・ロングリー」「スティーブ・カー」「ビル・ウェニントン」「ランディ・ブラウン」「ジャド・ブシュラー」「ロバート・パリッシュ」みんな職人のようなプレイヤーでした。
まさに『For The Team』
全員がチームの勝利のために自らの役割を全力でやりきる。これをものすごく高いレベルでやってきたからこそ、NBAの歴史にその名を残すようなチームになったんでしょうね。
ジョーダンは大好きです。
でもそれはブルズというチームにいるから好きなのであって、ほかのチームに移籍していたらこれほど応援していなかったかもしれません。
それだけ当時のブルズには『コーチ』『選手』『ファン』『メディア』、全てのものがジョーダンを中心にそろっていました。
だからこそ、僕を含めファンやNBAに関心のない人の心にも『シカゴ・ブルズ』の名は刻まれているんじゃないでしょうか。
そしてこのチームを青春時代にリアルタイムで応援することができて、僕は本当に幸せでした。
まとめ
以上、僕が選んだ好きなNBAのチームランキングベスト10でした。ここまで読んで頂いた方、本当にありがとうございました。
見直してみるとどのチームもやっぱりプレーオフやファイナルでの印象が強いですね。それだけ熱い試合が多いということですか。
このランキングを作るにあたり僕もかなり悩みました。『ドリームテキサス』とか『ボストンのBig3』とか『ファブファイブのいたブレッツ』とか、なんでこのチームが入ってないんだよという意見もあると思います。
そこは僕個人のランキングということでお許しください。
そして楽しかったけど思い入れが強い分、書いてて疲れました。それでも今度はポジション別のトップ10で、僕が選ぶ『偉大なNBA選手50人』でも作ってみようかな。
あと選手について調べるときにwikipedia使ったんですけど、写真ひどいのが多くてウケた。なんで現役の頃じゃなくて現在の太ったやつ使うんだ。なんとかしてあげて。
ではでは。