冬休み明けに体調を崩さないポイント

【現役鍼灸師が教える】腰痛による杖の選び方!使い方とおすすめの杖を紹介

ご高齢者を中心に腰痛で歩きにくくなってくると「杖」を使うケースが出てきます。

「年寄り臭くてかなわん」と思う方もいるかもしれませんが、からだのバランスを安定させて歩くのに「杖」は最も使いやすいアイテムです。

しかし、使い方によっては腰痛を悪化させてしまうこともあるんです。

そこで今回は、腰痛による杖の選び方と杖を使った正しい歩行の方法をご紹介します。

どの杖を買おうか迷っている方や、自分や家族が正しい使い方をしているのかどうか参考になると思います。ぜひ読んでおいてください。

ではいっきまーす(o゚∀゚)o━!!

腰痛による杖の選び方

杖

腰痛による杖の選び方を説明する前に一つ。腰痛には「ヘルニア」「坐骨神経痛」「脊柱管狭窄症」など色んな種類がありますが、杖を選ぶときはこういった症状で選ぶべきではないと思います。

杖を選ぶ基準は、あなたのからだの状態によって変わります

同じ「ヘルニア」という診断結果でも一人ひとり症状や体力が違うわけですから、その人に合わせた杖の選択をしないといけません。

そこで次は、腰痛による杖の選び方を紹介していきます。

どちらか片方の足を出すと腰が痛いとき

歩くときにどちらか片方の足を出したときに痛みを感じる腰痛のタイプなら、この杖を使いましょう。別に折りたたみでなくてもいいですが持ち運びに便利ですよ。

杖といえばおそらく皆さんこのタイプの杖をイメージしてるんじゃないかと思います。本来の杖は、足の代わりとしてからだを支えるために使うものです。

ですが使うときは杖にからだを預けるのではなく、あくまで足の補助として使うのが正しい方法になります。腰痛だけじゃなく膝痛や股関節痛にも使えます。

杖を使った歩き方

まず、杖は悪い足と「反対側」の手で持ちます。悪い足と「同側」の手で持つと、悪い足に体重がかかってしまって危険です。

このタイプの杖は「3点歩行」が基本です。

歩き方の順番
  1. 杖を前に出す
  2. 悪い足を前に出す(杖と反対の足)
  3. 良い足を前に出す(杖と同側の足)

悪い足を前に出すときに杖に体重を乗せて、悪い足に負担がかからないようにするのがポイントです。

少し歩くだけでも腰が痛いとき

どちらの足を出すとか関係なく、少し歩くだけでも痛みを感じる腰痛のタイプなら、この杖を使いましょう。トレッキングステッキまたはトレッキングポールと呼ばれています。

MEMO
この杖は両手に1本ずつ持って(ダブルポール)からだのバランスを保ちます。主に登山をするときに使うんですが、日常生活で使っても大変便利なんですよ。

普段僕たちは両足で立つ「二足歩行」で生活をしていますが、これはからだのバランスから考えるととっても不安定なんです。赤ちゃんがはじめから歩けないのも「二足歩行」がそれだけ不安定だからです。

一方、動物(哺乳類)は生まれてすぐに立ち上がることができます。これは動物が「四足歩行」だからです。赤ちゃんも最初は「四足歩行」のハイハイから始めますよね。

つまり、四足歩行は二足歩行よりもバランスがいいんですよ。バランスがいいということは、からだにかかる負担が少なくなるので腰痛だって軽減されるわけです。

慢性的なキツイ腰痛の方はバランスが崩れていることが多いので、先ほど紹介した杖よりもこちらをオススメします。見た目が気にならなければですが。

杖を使った歩き方

「四足歩行」と説明しましたが、腕を前に出しすぎないように。出しすぎると腕の負担が大きくなって疲れます。あくまで杖は足の補助ということを忘れないように。自分の歩幅に合わせて使ってください。

腰痛で足腰も弱っているとき

腰痛で足腰も弱っていると自分でからだを支えることができません。そんなときは「4点支持杖」が便利です。

足腰が弱っている方が歩くときは、手すりがあると大変助かることは容易に分かりますね。この「4点支持杖」は足が4本なので単体で自立しています。なので手すりのように体重を預けることが可能です。

さらに持ち手が地面と水平になっているため、座った状態から杖に捕まって立ち上がることもできるんです。手すりを持ち歩いているようなものです。

腰痛でさらに足腰も弱っているなら、家の中でも使えるこの杖がオススメです。

杖を使った歩き方

手すりのように体重を預けながら使ってください。

キツイ腰痛(ぎっくり腰)のとき

キツイ腰痛(ぎっくり腰)で動けないほどの痛みのときはこの杖を使いましょう。手だけじゃなく肘から先を支えることができるため、安定性は抜群です。

松葉杖とステッキの中間ぐらいのイメージを持ってもらうといいでしょう。

足首や膝の痛み、骨折のときなんかにも重宝する杖です。オシャレなので若者にも使いやすいでしょう。もちろんお年寄りが使ってもカッコイイ。

杖を使った歩き方

はじめに紹介した「折りたたみの杖」と同じ使い方になりますが、こちらの方がより体重をかけることができます。

番外編:立ち上がるのが不安な人はこれを

これは杖ではありませんが、ベッドの横や玄関など段差がある場所に置いて立ち上がるときや段差を上ったり下りたりするときの支えとして使います。

本体はスチール製である程度の重さがあるため丈夫で体重を預けてもしっかりと安定しています。

持ち手には滑り止めのグリップが付いているので滑りにくく安心して使うことができます。移動させることができるのもいいですね。

まとめ

今回は、腰痛による杖の選び方と杖を使った正しい歩行の方法をご紹介しました。

杖は腰痛をお持ちの方にとってとても役に立つアイテムです。自分に合った杖を選んでいただき、正しい使い方をすれば必ず腰痛が楽になります。

是非ご参考にお使いください。

ではでは。

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