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どうも、京都府向日市リズム鍼灸院 の湯村です。
いよいよ花粉症のシーズンが来てしまいました。当院に通われている患者さまの中にもチラホラ症状が出始めています。
花粉症の症状と言えば、
- 目を取り出して洗いたいくらいかゆい
- 鼻がつまって口で息をするため喉が枯れる
- くしゃみのしずぎで腹筋や胸が痛い
- 顔中の穴という穴をかきむしりたい
などがありますが、原因はIge抗体がカラダにたまってアレルゲンが・・・。みたいに普通の人には分かりにくいものになっていますよね。
そこで今回は、花粉症の原因と対策について東洋医学の視点から簡単に説明していきます。
対策は当院で実際にやっている施術や指導なので花粉症の方はぜひ最後までご覧ください。
ではいっきまーす(o゚∀゚)o━!!
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花粉症の原因
まずは花粉症の原因から説明していきます。
東洋医学の考え方がベースになっており今まで聞いたことがない内容かもしれませんが、なるべく分かりやすくやっていきますね。
東洋医学では、花粉症の原因は「気」が顔にたまるからだと考えます。
「気」ってなに?
いきなり訳が分からないと思いますが大丈夫ですよ。分かりやすく説明していきますね。
「気」ってなに?
「気」というのは目に見えないエネルギーのようなもので、血液と同じように全身をグルグルと循環しています。「気」が全身にバランスよく巡っているとカラダは元気で、反対に巡りが悪くなると気が滞り病気になると東洋医学では考えます。
つまり、
- 気の流れが良い = カラダ元気
- 気の流れが悪い = 病気になる
こんなカンジだと思ってください。
さらに「気」というのは季節の変化と深く関係していて、春になると新芽がグングン上へと伸びるように「気」も上へ上へとのぼりやすくなります。
グングン上へとのぼっていった「気」はカラダのてっぺんにある「顔」にたまっていきます。これが「気」が顔にたまるです。東洋医学ではこれを「上実下虚(じょうじつかきょ)」と呼びます。
- 「気」は全身をグルグル回っている
↓ - 春の陽気で「気」は上へ上へ
↓ - カラダのてっぺん「顔」で行き場を失う
↓ - 「気」が顔にたまる
「気」が顔にたまるとどうなるの?
顔にたまった気ですが、たまるとどうなるのか?
顔が熱っぽくなります。
気はエネルギーなのでたまると熱くなります。動いている車のエンジンやエネルギッシュな人を想像してもらうと分かりやすいかと思います。
そして熱っぽくなると以下のような症状が出てきます。
- 熱くなる
- 赤くなる
- かゆくなる
これが花粉症の症状と見事に合致します。
- 熱くなる → 顔のほてり
- 赤くなる → 目や顔の赤み
- かゆくなる → 目や鼻がかゆい
なので花粉症は、顔にたまった熱をとってやるか熱が顔にたまらないようにすれば症状は消えます。
花粉をカラダに入れないようにするのはムリでも、顔にたまった熱を何とかするならできそうじゃないですか?
花粉症の対策
次に花粉症の対策について説明していきます。
当院で行っている花粉症の対策は次の3つ。
- 鍼(はり)施術
- 呼吸指導
- 食事・運動指導
それぞれ簡単に説明していきますね。
1.鍼(はり)で顔の熱をとる
「はり」を手もしくは足の指先に少し刺します。
顔につながっている指先のツボを刺激して顔にたまった熱をとっていきます。
2.深呼吸で熱を下げる
花粉症の方をみていると、呼吸がうまくできない人がとても多いことが分かります。
とくに息を吐くのがみんなヘタで浅い呼吸しかできていません。
深く息を吐いてカラダをリラックスさせ、顔にたまった熱をゆっくりと足元へ下げていきます。
3.食事と運動
正しい食事や運動でカラダにたまった熱を抑えたり外に出していきます。
【食事】
甘いものや油っこいものを控え、ミカンやレモンなどの柑橘系やハーブティーを飲む。
→ 甘いものや油っこいものはカラダを熱っぽくし、柑橘系やハーブは熱を冷ます作用があります。
【運動】
散歩などの軽い運動で汗を流す、頭をマッサージ、しっかり睡眠をとる。
→ 軽く運動するとカラダにたまった余分な熱が出ていきます。睡眠は疲労の蓄積を防ぐためです。
花粉症の原因と対策のまとめ
今回は、花粉症の原因と対策について東洋医学の視点から簡単に解説しました。
最後にもう一度まとめておきます。
- 気の流れが良い = カラダ元気
- 気の流れが悪い = 病気になる
- 「気」は全身をグルグル回っている
↓ - 春の陽気で「気」は上へ上へ
↓ - カラダのてっぺん「顔」で行き場を失う
↓ - 「気」が顔にたまる
- 鍼(はり)施術
- 呼吸指導
- 食事・運動指導
薬に頼るのは手っ取り早くて簡単ですが、長期にわたる使用はカラダへの影響もあると思います。
呼吸や食事、運動は自分で気をつければできるモノばかりでやれば少しずつ楽になるのでぜひやってみてください。
花粉症で悩んでいる人へ今回の記事が少しでもお役に立てば幸いです。
もう花粉症に悩まない