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どうも、京都府向日市リズム鍼灸院 の湯村です。
妊娠をするとからだには色んな不調が起こりやすくなりますよね。代表的な肩こりや腰痛はもちろん、便秘、頭痛、倦怠感、冷え、むくみなど。からだの変化はお腹の中の赤ちゃんが大きくなればなるほど表れやすくなります。
それはお腹の中の赤ちゃんが大きくなることで、普段の姿勢が変化してしまうからです。
こういったからだの不調が出てきた場合、信頼している先生がいるようならからだのメンテナンスをしてもらうのが一番でしょう。でも今まで治療を受けたことがない方や、妊娠中の治療に抵抗がある方もいらっしゃると思います。
そういった方のために、健やかな妊婦ライフを送れるよう、妊婦でも安全にできるストレッチを紹介していきます。現在、僕の奥さんが妊娠8ヵ月なんですが、実際に奥さんがやってみてムリのないストレッチを厳選してありますから、どうぞご安心を。
今回は、妊娠後期の肩こりにおすすめな『立甲(りっこう)』の紹介です。
ではいっきまーす(o゚∀゚)o━!!
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妊娠後期の肩こりには立甲がおすすめ!
立甲がおすすめ!って言われても、立甲のことを知らない人の方が多いんじゃないでしょうか?
まずは『立甲(りっこう)』とはどんなものなのか解説していきますね。
立甲(りっこう)とは?
立甲とは、肩甲骨が後ろに飛び出した動きのこと。このとき肩甲骨と上腕骨が一直線上につながり、肩甲骨が胸郭から浮き立ちます。
この状態を「肩甲骨が立つ」 = 立甲(りっこう)と呼びます。
この立甲はやろうと思ってもなかなか難しくて、一般的に肩甲骨を後ろに出そうとするとこんな感じになってしまいます。
左右の肩甲骨が真ん中に寄ってしまってますよね。これじゃダメです。背中の筋肉がガチガチに硬くなっている人は肩甲骨がうまく使えずにこのようになってしまい、立甲ができません。
なので、立甲がうまくできる人というのは、背中の筋肉がやわらかくなっているということです。こうなると肩こりもあるわけがありません。だから立甲は肩こりに最適なんです。
でもなんで、妊娠後期の妊婦におすすめしているのか?それについて説明していきます。
妊娠後期の妊婦の姿勢
妊婦になってから肩こりを感じ始めた人やさらにひどくなったという人は、妊娠後期のお腹が大きくなってからの自分の姿勢をイメージしてみてください。
座っているときも立っているときも、お腹が前に突き出るため胸を張った姿勢が多くなりますよね。この姿勢はさっき説明した左右の肩甲骨が真ん中に寄っているときと同じ状態です。
つまり、常日頃から背中の筋肉が硬くなりやすい姿勢が多いんです。だから妊娠後期の妊婦は、肩甲骨を動かして背中の筋肉を緩める立甲をやりましょう。となるわけです。
【妊婦ストレッチ】立甲のやり方
次に立甲のやり方を説明していきます。手順は3つ。
まずは床や畳の上で膝立になりましょう。下が硬いと膝が痛いのでそこは調整してください。ベッドはちょっとやわらかすぎるのでやめときましょう。あと斜めになっているとこではうまくできないので、平らなとこでやってください。
手をついて四つん這いになります。このときなるべく背筋は真っすぐなるようにしましょう。
四つん這いのまま、胸を下へ突き出します。このままの姿勢で5秒キープ。
立甲のポイント
STEP.3で注意してほしいのは「肩甲骨が真ん中に寄らないこと」。肩甲骨が真ん中に寄ると、背中が窮屈に感じるのですぐに分かると思います。誰かほかの人に見てもらって確認するのが一番正確です。
立甲がうまくできると、こんな感じで肩甲骨が後ろに飛び出します。
後ろから見たところ。はじめてやった奥さんでもできてるので、大丈夫みんなできますよ。
ちなみに立甲を極めるとこんなことができるようです。
いや~、見た目はかなり気持ち悪いですね笑。でも背中の筋肉も緩んで、からだが使いやすくなるからいいんですよ。
まとめ
今回は、妊娠後期の肩こりにおすすめな『立甲(りっこう)』を紹介しました。
やり方にちょっとコツがありますが、慣れればできるようになるのでチャレンジしてはいかがでしょうか。
実をいうと立甲は背中の筋肉を鍛えるだけじゃなく、体幹を鍛える効果もあるため安産になると思っています。そういう意味でも妊婦の方にはおすすめです。
ではでは。
妊婦体操をはじめる前に!そもそも○○ができない人はやらない方がいい!