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どうも、京都府向日市リズム鍼灸院 の湯村です。
妊婦の間はなるべくからだに負担をかけないよう生活するのが理想ですよね。仕事や家事で動く場合もあると思いますが、その分座っている間はゆっくりとからだを休める必要があります。
正しく座ることで腰痛の予防になるのはもちろん、骨盤の歪みを防ぎ、出産や産後にかかるからだの負担を軽減させることもできます。逆に自分に合わない座り方を続けていると、腰痛の原因になったりするので注意が必要です。
今回は、妊婦の正しい座り方【床編】ということで、床に座る場合の正しい座り方を紹介していきます。
ではいっきまーす(o゚∀゚)o━!!
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妊婦の正しい座り方は骨盤の歪み方で変わる
一言で「妊婦の正しい座り方」といっても、人によって正しい座り方は違います。
それは、もともとのからだの状態が人によって違うためです。具体的に言うと「骨盤の歪み方」が違うからです。それをムリヤリに同じ座り方を押し付けてしまっても負担にしかなりません。もっとその人に合わせた座り方を指導するべきでしょう。
そこで「骨盤の歪み」から妊婦の正しい座り方について考えます。「骨盤の歪み」を調べるにはいくつか方法がありますが、今回は誰でも簡単にできる方法で調べていき、それに合わせた正しい座り方を紹介します。
妊婦の正しい座り方
まずは「骨盤の歪み」からチェックしていきますね。チョー簡単です。
「あぐら」をかいてみてください。これが楽にできるか、やってると窮屈に感じるもしくは痛いか。
妊娠してお腹が大きくなっていくと、あぐらをかくのに多少窮屈さを感じるかもしれませんが、それでも元々あぐらをかける人は問題なくできます。
ここで言う「あぐらのかけない人」というのは、もともとあぐらをかく習慣がない人のことです。あぐらを「かける」か「かけない」かによって、骨盤の歪み方は大きく違います。
あぐらを「かける」人の座り方
ヨガの先生のようにピシッと背筋が伸びていればいいんですが、ほとんどの人があぐらで座ると背中が丸くなって、重心が後ろに傾いています。
このとき骨盤がどうなっているか、次の図で確認していきます。
画像の左「閉じた骨盤」が正常な骨盤の形です。一方、右の「開いた骨盤」は普段あぐらをかいている人の骨盤です。左の骨盤に比べて後ろに倒れているのが分かります。そして「開いた骨盤」ですから、横に大きく開いてお尻が大きくなります。
この骨盤の形が良い悪いは別として、あぐらを「かける」人の骨盤はこうなっています。気になる方はこちらをどうぞ。
この場合の床での正しい座り方は、『あぐら』または『片膝を立てる』です。
あぐらのポイント
『あぐら』の場合、腰を真っすぐ立てるとお腹を圧迫してしまうので、後ろに手をついた方がいいでしょう。このとき、お尻の下にタオルやクッションを入れると骨盤の負担が軽減されるのでおすすめです。
片膝を立てるポイント
『片膝を立てる』のは、あぐらが続くと骨盤の「後傾」が進んでしまい腰痛の原因になるため、それを防ぐために行います。
あぐらを「かけない」人の座り方
あぐらを「かけない」人の特徴で多いのが、足が「ハの字」になることです。「ハの字」もできてあぐらもかけるという人の骨盤はまた違います。あくまでもあぐらを「かけない」が基準になります。
このとき骨盤がどうなっているか、次の図で確認していきます。
上の図の真ん中にある「前傾」と書かれたものが、あぐらを「かけない」人の骨盤です。お尻が後ろに突き出て、腰が反っているのが分かりますよね。ちなみに左の「後傾」と書かれたものはあぐらを「かける」人の骨盤です。
このような「反り腰」になるような骨盤の歪みになると、そもそもあぐらをかくこと自体ができないことが多くなります。
この場合の床での正しい座り方は、足を伸ばして座る『長座』、または『正座』になります。
長座のポイント
足を伸ばして座る『長座』は先ほどの『あぐら』と同じように、後ろに手をついて座るのがいいでしょう。
正座のポイント
『正座』はこの骨盤タイプの人には合っていますが、長時間は体重が乗って足に負担がかかるので短い時間ならOKです。
まとめ
今回は、妊婦が床に座る場合の正しい座り方を紹介しました。
- あぐらをかける → あぐら、片膝を立てる
- あぐらをかけない → 長座、正座
このようになるのでまずは自分の座り方を確認してもらい、使い分けてもらえればいいかなと思います。参考にしてみてください。
ではでは。