体を動かさなくてもできるリラックス方法!誰でも簡単にできるからやってみて!

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どうも、京都府向日市リズム鍼灸院 の湯村です。

今まで何万人と患者さんを診てきましたが、からだの不調を訴える人の多くに「リラックスがうまくできていない」と感じることがよくあります。とにかく心もからだも緊張している人ばかりなんですよね。

みんな日常生活にストレスを感じているのかもしれませんが、スマホやSNSの進歩で24時間人や情報とつながり、刺激があふれすぎてゆっくりする時間がないのも原因のひとつかなと思っています。

こういう人に僕は治療後「よくリラックスするように」と指導しています。リラックスができるようになれば症状の回復がグンと早くなるからです。

指導の際「自分の好きなことなら何でもいいよ」と言っていますが、ホントは『散歩』が最もリラックスできる方法なので、それをやんわりとすすめるようにしています。

でもこのリラックス方法は、高齢者やからだの不自由な人にはできない場合も多くあります。そんな人はどうすればいいのか。以前、僕が勉強会でお世話になった先生のアドバイスにその答えがありました。

今回は、それについて話していきます。

ではいっきまーす(o゚∀゚)o━!!

体を動かさなくてもできるリラックス方法

感謝

その先生の講義は、治療するうえで患者さんには「上手に気分転換をさせることが大事ですよ」といった内容で、それには『運動』とここでは『飲酒』もその方法のひとつだと話していました。

注意
ただし飲酒は飲める人限定で、それも飲むと陽気になる人ならOKということらしいです。そりゃそうですよね。

この講義が終わってから僕は講師の先生にひとつ質問しました。

例えば高齢者やお酒が飲めないような人は『運動』も『飲酒』もできないことがありますが、この場合どうやって気分転換をしてもらえばいいんですか?

すると講師の先生は、こうおっしゃいました。

そんなときは笑うといい。それと今の現状に感謝しよう。

確かに張り詰めた空気を一瞬で変えるのも「笑い」だったりしますからね。なるほどと思いました。

気分転換に効果的な「笑う」というこの方法、リラックスするためにも使えるんじゃないかと思うんですよね。だって「笑う」というのは人の感情で唯一プラスのパワーを持ったものですから。

「笑う」というリラックス方法について

笑う

ここからは少し東洋医学のお話になります。難しくありませんのでどうぞお付き合いを。

東洋医学における人の感情

東洋医学は人の感情を7つに分けて、これを七情(しちじょう)と呼んでいます。

七情とは
七情には怒・喜・思(憂)・悲・恐(驚)の7つがあり、これらの感情が強烈過ぎたり、長く持続すると色んな病を発症すると考えられています。

例えば、思(憂)という「思い憂う」感情ですが、これは東洋医学では「胃腸」と深い関係があるされています。心配事があって悩み過ぎると「胃に穴が開く」といったことがよくありますが、これは思(憂)が強烈すぎて胃の病を発症したとなります。

この七情はどれも度が過ぎるとからだに悪い影響を与えてしまいますが、よく見るとそもそも『喜』以外はすべてマイナスの感情ですよね。からだにあまりいい影響を与えているとは思えません。

『喜』の持つパワー

ただ人のからだは完璧なバランスで成り立っていますから、この『喜』というプラスの感情と残り6つ【怒・思(憂)・悲・恐(驚)】のマイナスの感情でバランスが整っているともいえます。

つまりそれだけ『喜』のパワーが強いということです。

そしてこの『喜』の感情に欠かせないのが「笑うこと」です。喜んだときは自然と笑顔が出ますよね。そしてこの『喜』とつながってるからだの部分が「心(しん)」です。東洋医学の「心(しん)」は精神活動の中心となる場所で、ここがしっかりしていると精神が安定します。

精神を安定させるのに「笑うこと」が必要なんて不思議に思うかもしれませんが、この『喜』という感情が残り6つの感情よりも強いことを考えれば、「笑うこと」がどれだけ大事なことか合点がいくんじゃないでしょうか。

笑うことで「怒り、思い憂う、悲しい、恐い、ビビる」なんかのストレスが吹き飛ぶということです。

つまり、ストレスのないリラックスした状態に持っていけるということになります。

まとめ

今回は、誰でも簡単にからだを動かさなくてもできるリラックス方法として「笑うこと」を紹介しました。

これなら高齢者やからだの不自由な人でも関係なくリラックスすることができるでしょう。でもくれぐれも「笑いすぎ」には注意してくださいね。笑いすぎると「心(しん)」を病んでしまいますから。何でもやりすぎは禁物ですよ。

ではでは。

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