腰痛で湿布を貼るときに悩む疑問ベスト3に答えてみた

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どうも、京都府向日市リズム鍼灸院 の湯村です。

腰痛で悩んでる人って一度は湿布を貼ったことありますよね。

湿布って腰が痛いときにとりあえず貼って様子見るのにとっても便利です。でも、いざ使うとなると「これでいいのかな?」って色々悩むことありませんか?

今回は、腰痛で湿布を使うときにみんながよく悩む疑問ベスト3(+おまけ)をあげてそれに答えてみました。いくつかポイントを理解すれば大丈夫。この記事を読めば、腰痛で湿布を貼るのにもう悩まなくなりますよ。

ではいっきまーす(o゚∀゚)o━!!

どんな腰痛のときに貼ったらいいの?

腰痛って一言でいっても人によって色んな腰痛のタイプがあります。「自分の腰痛にはこの湿布でいいのかな?」なんて悩むことも多いでしょう。

まずはこの辺からクリアにしていきましょう。

腰痛で湿布を貼るときの注意点

腰痛って病院に行くと色んなタイプに分けられます。

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、筋筋膜性腰痛、骨粗鬆症、変形性脊椎症、脊椎分離症、脊椎すべり症・・・。

病院に行ってこんな感じで病名を付けられても、湿布を貼るときには一切気にしないでください。湿布の効能にも「このタイプの腰痛にはこれ!」なんて一つも書いてないですから。

腰痛で湿布を貼るときに気を付けて欲しいのはどんな痛みなのか。

腰痛の痛み方チェック
  1. 今まで痛かったのがちょっと強くなった
  2. 急に出てきた強い痛み

①に該当する方、湿布を貼ってオッケーです。湿布を貼って効果が期待できるのは、今まで痛かった腰痛がちょっと強くなったときです。このあと詳しく説明しますね。

湿布の基本は痛い時、痛い場所に貼る

湿布は基本的に痛い時に、痛い場所に貼ります。間違っても痛くもないのに予防のためだと言って貼るもんじゃありません

湿布の効果で一番必要なことは炎症を抑えることです
だから、まだ痛みがない=炎症が起こってないときに貼っても全く意味がない。痛いときに貼って初めて意味があるんです。

きつい腰痛に湿布はあまり効果がない

炎症を抑えるのが湿布の役目なんですけど、メチャクチャ痛い腰痛にはあまり効果ありません

なぜならメチャ痛い腰痛のときはクッソ強い炎症が起こっているから。

この時痛い場所は体温が上昇しています。熱くなるんですね。この体温上昇を抑えるのに湿布では力不足なんです。ムリなんです。だからメチャクチャ痛い腰痛のときに貼っても効果ないんです。

先ほどのチェックで②に該当する方は湿布はやめときましょう。急に出てきた強い腰痛もほとんどの場合体温が上昇しているので、そんな時は貼らないほうがいい。もっと違う方法がありますから。

温湿布と冷湿布どっちを使ったらいいの?

温湿布と冷湿布どっちを使うべきか

からだが温まりそうな温湿布と冷やしてくれそうな冷湿布。この2つの湿布で迷う人も多いと思います。

腰を温めた方がいいのか?腰は冷やしたらダメなのか?悩むところです。

温湿布の効果

温湿布だから「からだを温めてくれそう」と思ったあなた。

残念。不正解です。

温湿布が温かいと感じるのは湿布の成分にカプサイシンが入っているからです。カプサイシンは唐辛子に含まれている成分で、血管を広げて皮膚をヒリヒリさせます。辛い物食べたときの感覚ですね。

MEMO
辛い物を食べるとからだ中から汗が噴き出ますよね。そのしくみはカプサイシンによって血管が広がる⇒体温が上がる⇒体温下げるのに汗が噴き出るです。つまり、からだは熱くなるけど、汗かくからすぐに体温下がります。

温湿布もこれと一緒で、貼ったときはヒリヒリして「おっ!温かくなってきたな」と思います。でもそれも一時で、すぐに何も感じなくなります。

しかも、辛い物を食べた時よりカプサイシンの効果も少ないのでからだが温まることはありません。温湿布貼って汗が噴き出た人なんて聞いたことない

冷湿布の効果

「冷湿布は間違いなく冷やすだろう」と自信満々のあなた。

残念。スーパーひとしくん没収です。

冷湿布が冷たく感じるのはメントールという肌に塗るとスーッとする成分が入っているからで、これが皮膚をヒヤッと感じさせています。多少ヒヤッとしますけど体温全く下がってません

むしろ長い時間貼ってると、湿布の下の肌が汗でムレて体温が上がることもあります。皮膚がかぶれる原因にもなるので長時間貼るときは気をつけて。

冷湿布にも体温を下げる効果はありません。

結論:結局どっちでもいい

結局、温湿布でも冷湿布でもどっちでも一緒です。笑

中にカプサイシンが入っているのか、メントールが入っているのかの違いだけです。効果は全く変わりません。いやいや。全く一緒と言ったら語弊があるかな。

湿布を貼ったときに、温かい方が気持ちいいのか、冷たい方が気持ちいいのか、自分の感覚って結構大事です。

ぶっちゃけ自分が気持ちいいと思う方を貼ってください。
ただその時に、「今自分の腰は温めた方がいいのか?冷やした方がいいのか?」と考える必要はないという話です。

自分が気持ちいいと思った方が、からだにとってもプラスになるので、治りも早い。それだけです。

腰痛を湿布以外で治す方法はないの?

アイシング

腰痛になった。でも何をしていいか分からないから、とりあえず湿布貼っとこう。

みたいな感じの人も多いと思います。他に選択肢がない状態ですね。

次にご紹介する方法は場合によっては、湿布を貼るよりはるかに効果的なものもあるので、この機会にぜひ覚えておいてください。

蒸しタオル・お風呂

からだを温めたいなら、蒸しタオルかお風呂がおすすめです。どちらもからだを温めるにはとても効果的。

蒸しタオルの作り方
  1. 水に濡らしたタオルを絞ってグルグル丸める
  2. 500Wの電子レンジで1分加熱

特に蒸しタオルは、タオルを乗せると初めはからだが温かくなり、徐々にタオルの熱が冷めてからだを冷やします。これを何度か繰り返すと血管が広がったり、縮こまったりして筋肉のポンプ作用が上がって血流が良くなりますよ。

筋肉のポンプ作用についてもっと知りたい人はこちら
間違いだらけの冷え性改善!知らないと損する間違った冷え性対策6選と正しい改善法
こんな症状に効果的
  • 腰が重だるい
  • 一週間以上ダラダラ続いてる腰痛

アイシング

からだを冷やすなら、アイシングです。簡単なのは、アイスバック(氷嚢)。

使い方は簡単。中に氷と水を入れて患部に当てるだけです。

ないときは厚手のビニール袋に氷と水でもOKです。

注意
腰は基本的にあまり冷やしちゃダメなので2、3分ぐらいにしときましょう。手首や足首が腫れたときは10~15分くらい冷やしてね。
こんな症状に効果的
  • 急に痛み出した腰痛
  • 動かすのもつらい腰痛

一番は治療に行くこと

上で説明した、蒸しタオル・お風呂・アイシングは温湿布や冷湿布を貼るよりも腰痛に効果的な場合があります。効果があるから逆に使い方を間違えないようにしましょう。

温湿布と冷湿布は効果に差がないからどっちを使ってもいいんだけど、お風呂とアイシング・・・。

これ間違ったら完全に逆効果ですから気を付けましょう。

湿布以外の方法を説明してきましたが、一番いいのは治療院に行くことです。腰以外に原因がある腰痛もありますから。

あわせて読みたい関連記事
原因不明の腰痛の正体!それ姿勢と内臓に問題あります

キチンと的確にアドバイスをくれて、治してくれる治療院に行くのが腰痛を解消するには一番早いです。

【おまけ】湿布って本当に効果あるの?

実際に湿布を貼って痛みがなくなる人もいます。だけど根本的な改善にはなっていません。

痛いところに手を当てていると痛みが楽になることがありますよね?あれと同じような効果だと思ってください。

その場しのぎですが、その場しのぎが必要な時もありますからね

まとめ

湿布を貼るときって、「これでいいのかな?」って悩むことが多いです。

湿布を貼るときの4つのポイント
  1. 今まで痛かった腰痛がちょっと強くなったときに貼る
  2. 温湿布と冷湿布はどっちでもいい(気持ちいい方を貼る)
  3. やっぱり治療を受けた方が治りは早い
  4. 湿布はその場しのぎ

この4つのポイントを意識しておけば湿布を貼るときに悩むこともないでしょう。結果的に腰痛も早く楽になります。

あなたもぜひ実践してみてください。

ではでは。

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