冬休み明けに体調を崩さないポイント

【イチローから学ぶ】自分の持って生まれたバランスを崩しちゃダメ!これホントその通りだと思う

3月16日、テレビ朝日「報道ステーション」で、マーリンズのイチロー選手と元日本ハムの稲葉篤紀さんが対談されていました。

超一流の二人が野球の理論について真剣に語ったり、冗談を言ったりと、二人の空気がやわらかく流れる素晴らしい対談でした。

この対談でのイチロー選手の言葉が、普段僕が患者さんに説明している内容と同じだったので、ここでシェアしておきます。野球でも健康でも物事の本質はやっぱり一緒だなと再確認しました。

【イチローの名言】自分の持って生まれたバランスを崩しちゃダメ!

野球のベース

対談の中で、「最近の若い選手はからだを大きくすることでパフォーマンスを上げようとしている」という話が出てきました。

これに対してイチロー選手は、「全然ダメでしょ」と言って切り捨て、さらに「自分の持って生まれたバランスがあるからそれ崩しちゃダメですよ」と。

さすがイチロー、よく分かってる(←え、誰目線?笑)。

筋肉を大きく強くしても、それに比例してパフォーマンスって絶対上がりませんからね。かえって筋肉が重くてジャマになったり、関節の動く範囲が狭くなってしまってケガの原因になります。

これをよく理解しないで、飛距離が伸びるとか持久力が上がるっていう視点だけでトレーニングするからおかしくなるんですよ。

これは野球に限った話じゃなく、すべてのスポーツのパフォーマンスについて言えることですし、さらに言えば僕らのような一般人のからだの悩みにも同じく当てはまります。

物事の本質をしっかりとらえる

野球選手は打球の飛距離を伸ばすためにパワーをつけようとします。でもパワーは飛距離を伸ばすための要素のひとつでしかありません。

ほかにも、スイングスピードやタイミング、ミートする技術やボールを目で追う力など、色んな要素が合わさることで打球の飛距離は伸びていきます。すべてはこれらのバランスのうえに成り立ちます。

健康もバランスが大切

バランス

僕らのからだの悩みも同じで、例えば腰が痛くて腰椎椎間板ヘルニアと診断されたとしましょう。

MEMO
腰椎椎間板ヘルニアとは、腰の背骨と背骨の間にある椎間板というクッションが神経を圧迫して出る痛みです。

だから手術で神経を圧迫しないように、椎間板をとってやることが治療の選択肢としてあります。

でもヘルニアも腰痛を引き起こす要素のひとつでしかありません。ほかにも、姿勢や骨格、睡眠やストレス、内臓の働きなど、本来は患者のからだのバランスをトータルで考えながら治療するべきです。

これを無視して、腰の骨のことだけ考えて手術をしても意味がありません。

治るかもしれないし、治らないかもしれない。とりあえずやってみただけ。ギャンブルじゃないんですから、これじゃダメでしょ。

実際、ヘルニアの手術を受けた患者さんの中にも、痛みが全く変化していないという人は多くいます。からだのバランスを無視した結果、ヘルニアは治ったけど痛みは変わってない。意味ないですよね。

本当の望みは健康的な生活

野球でもからだの悩みでも、あるひとつの側面でしか見ていないと物事の本質を見誤ります。イチロー選手はそれをよく理解している、だからあれだけのパフォーマンスを維持できるんです。

野球選手が望んでいるのは、野球のパフォーマンスを上げることであってパワーをつけることじゃないはずです。

同じように、患者が望んでいるのは、腰の痛みを何とかしたいのであってヘルニアを元の状態に戻すことじゃありません

誤解を恐れず言えば、ヘルニアなんてあってもなくても関係ありません。からだのバランスをトータルで整えれば、痛みはとれます。多分痛みがとれたあとに検査しても、ヘルニアの状態は変わってないでしょう。でも、痛みはとれてます。

あなたはどっちを選ぶ?
  • ヘルニアは元に戻ったけど痛い
  • ヘルニアはそのままだけど痛くない

どっちがいいですか?って聞くまでもないですよね。

最後に

今回は僕が言いたいことを、イチロー選手の言葉を借りて伝えました。

からだはバランスが大切です。何かひとつ変えることで、全てうまくいくなんてことはありません。バランスよく捉えていく必要があります。

イチロー選手はこうも言っていました。「情報が多すぎてどれをピックアップしていいか分からない」。

分からなければ、分かるまでやってみるか、分かっている人に聞くことです。いつでもご連絡お待ちしてますヾ(o´∀`o)ノ

ではでは。

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