健康管理を医者に任せるな!これからの健康管理はからだに良いことを自分で選ぶことが重要

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どうも、京都府向日市リズム鍼灸院 の湯村です。

「健康になりたい」「元気でいたい」こう思わない人はいないと思います。みんなずっと健康でいたいと思ってるはずですよね。では、そのために重要な健康管理についてあなたはどう考えていますか?

「辛いときは薬を飲むから大丈夫」「予防接種を受けているから心配ない」

もしこれで健康管理ができていると思っているなら、それは間違いです。これからの健康管理は、からだに良いことを自分で選ぶことが重要になります。

今回は、自分で選ぶ健康管理の重要性について説明していきます。

病院はなんのためにあるの?

病院

病院へ行っても健康にはならないとボクは思っています。

誤解を招かないように説明しておきますが、ボクも病院には行きます。奥さんと子どもたち含め、色んな病気でお世話になっています。医者がいなくなったら困ります。

ボクが言いたいのは、病院は病気を治すとこであって、病気にならないために行くとこじゃないということ。

病院は病気の予防や健康増進には対応できません。病気でないのに行けば、なにも処置されず帰されるのがオチです。

病気を治すために行く

からだの状態には3つのステージがあります。

① 健康 > ② 正常 > ③ 病気

それぞれのステージには一定の幅があります。寝不足や暴飲暴食、運動不足でも簡単に病気にならないのは、ステージに幅があるからです。しかし、不摂生が続いて「2.正常 」のステージから「3.病気 」のステージへいってしまうと、なにかしら症状が出てきます。ここで病院の出番です。

病院は、「3.病気 」から「2.正常 」へもどるために利用するんです。

病気から正常へもどるために病院で行うこと

病院は、「3.病気 」から「2.正常 」へもどるために利用すると説明しました。そのときに行うことが、薬や手術といった解剖学や生理学を中心とした治療です。

ただし、薬や手術では「2.正常 」から「1.健康 」になることはできません。

「1.健康 」になるには、予防医学の考え方が必要です。

予防医学とは

病気にならないからだ作り

予防医学とは

予防医学(よぼういがく、英語:preventive medicine)とは、疾病の発生・経過・分布・消長とそれに影響をおよぼす原因を研究し、疾病の予防を行うことや、病気になりにくい心身の健康増進を図るための学問で、狭義には、「病気になってしまってからそれを治すことより、病気になりにくい心身を作る。

出典:予防医学 – Wikipedia

病気にならないからだ作りをすることが予防医学です。この考えの中心になるのが、栄養学と運動による健康増進です。

この健康増進という考え方が、これからの健康管理にとても重要なポイントになります。その理由を説明します。

日本の医療費問題

平成25年度の国民医療費は40兆610億円です。

参考 平成25年度 国民医療費の概況厚生労働省

これから先の超高齢化社会を考えると、税収に占める医療費の割合は今後もっと増えていくでしょう。ボクは経済の専門家じゃないですが、このままでは財政が立ち行かないことぐらいは分かります。

そうなると、国民一人ひとりが支払う医療費の割合が増えるのは当然です。海外では日本のような安価な治療費で、これだけの質とサービスで医療を受けることのできる国はほとんどありません。

自分でできる健康管理の方法

身土不二

自分で健康管理をするうえで、ベースとなる考え方があります。

サバの味噌煮が健康の秘訣?

以前TVで、東北かどこかの地方のおばちゃんが健康の秘訣はサバの味噌煮を食べていることです。と言っていました。すると次の日から、スーパーでサバ缶が売り切れてしまいました。

言うまでもありませんが、このおばちゃんが健康なのはサバの味噌煮を食べているからではありません。

おばちゃんが健康なのは、毎日健康的な生活を送っているからです。

その健康的な生活を送る要素のひとつが、サバの味噌煮を食べることだったんです。このおばちゃんにとってはそれが健康法になっています。でも、もしあなたが急にサバの味噌煮を食べ始めたとしても健康にはなりません。

身土不二の考え方

身土不二という言葉をご存じでしょうか?

身土不二とは
身土不二(しんどふじ)とは人間の身体と土地は切り離せない関係にあるということ。 その土地でその季節にとれたものを食べるのが健康に良いという考え方で、明治時代に石塚左玄らが唱えた。

「生まれ育った土地の食べ物を、季節に応じて食べることが健康にとって一番である」という考え方です。

おばちゃんはまさにこれをやってただけなんです。確かサバもその土地で獲れたもので、その地方ではみなさんよく食べていました。

そして食だけじゃなく、生活全般がその土地の風土に根ざしているんでしょう。だから健康なんです。

肉を毎日食べる人、肉を食べない人

元広島カープの「鉄人」こと衣笠祥雄は、「野菜は牛が食うとる!」と言って野菜は一切食べず、肉ばっかり食べていたそうです。今でもお元気です。

2019.10.30 追記
衣笠祥雄氏は2018年4月23日、71歳で亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。

逆に、肉を一切食べない人もたくさんいます。こちらも健康な人がいます。健康管理をするうえで、食は重要な要素ですが絶対ではありません。ちなみに海外のセレブが食べているから自分も食べるというのは、健康管理でもなんでもありません。

人のからだは千差万別、だから万人に効果的な健康法は存在しない!

これがボクが思う、健康管理をするうえでのベースの考え方です。

参考 ダイエットに「万人向け」存在せず、健康な食事に個人差 研究AFPBB News

健康管理とは自分で選択すること

自分で選択する

繰り返しになりますが、これからの健康管理はからだに良いことを自分で選択することが重要です。あなたと他の人は違うんですから、自分に合った健康管理の方法を見つけないといけません。

昔は人から伝え聞いた健康法や、TVから受動的に得る情報でしか見つける方法がありませんでした。でも今は違います。ネットを見れば健康に関する情報がいくらでもあります。

その情報の中で、エビデンス(科学的根拠)がないものはダメだ。とおっしゃる方もいますが、エビデンスだって時代とともにコロコロ変わります。

【簡単】コンタクトすると目がかゆいときの対処法

だから数多くある健康管理の情報の中から、しっかり自分のからだと向き合い、自分の頭で考えて、腑に落ちたものを選んでいくしか方法はありません。病気のことは医者が一番分かっていますが、あなたのからだはあなたが一番分かっているはずです。

自分のからだの健康のことなのに、医者に任せっきりでどうするんですか。あなた以上にあなたの健康のことを考えている人はいません。

まとめ

これからの医療は、病気の治療よりも予防が重要になります。すでに欧米ではその考え方が日本に比べてかなり進んでいます。日本もいずれそうなるでしょう。

そうなったときあなたには、健康管理を医者ではなく、自分の考えで選ぶような賢明な人になってほしい。

今回の内容が、そのことについて考えるひとつのキッカケになれば幸いです。

ではでは。

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