患者さんから「自宅で自分でもお灸がしたい」と言われることがあります。確かに今は自宅で簡単にできるお灸が増えてきましたよね。
でも種類が多いとどれを使っていいか迷ってしまうんじゃないでしょうか。
そこで今回は、10年以上施術でたくさんのお灸を使ってきた経験から、自宅で簡単にできるお灸を人気ランキング形式で紹介していきます。
ではいっきまーす(o゚∀゚)o━!!
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お灸を使うときの注意点
ではさっそく、自宅で簡単にできるお灸の人気ランキングを発表していきたいんですが、その前にお灸を使うときの注意点を説明しておきます。
- 顔面
- 粘膜
- 湿疹
- かぶれ
- 傷口
おすすめの書籍
この本には症状別にツボの組み合わせが載っていて、どこにお灸をすえたらいいのか分からない人にとっては参考になるでしょう。
あと骨格のイラスト付きでツボの説明もあるので大変分かりやすくておすすめです。
それでは人気ランキングの紹介いきます。
お灸人気ランキング
第1位 せんねん灸.オフ伊吹
台座の上にもぐさが乗っていて、もぐさに火をつけると台座の下に空いた通気穴から温熱とよもぎ成分がツボに浸透していきます。煙が少し出るので換気はしっかり行った方がいいですよ。
台座ともぐさはしっかりとくっつき台座の裏にはテープが付いてるため、からだのどの場所でも貼ることができます。種類も豊富で、ソフト・レギュラーに加え、みそ灸・しょうが灸・にんにく灸などなど。好みに合わせて使ってください。
- もぐさの香り
- どこにでも貼れる
- 種類が豊富
第2位 煙のでないお灸 せんねん灸の奇跡
こちらは煙が出ないお灸のタイプです。
さっきのお灸は「もぐさ」を紙で巻いたものを台座に乗せていましたが、これはもぐさを炭化させて線香状にしたものが台座の上に乗っています。
そのため煙がほとんど出ず、臭いも少ないのが特徴です。お灸の臭いが苦手な人や、冬場窓を開けて換気するのが寒いときにはとっても便利。
- 煙が出ない
- 臭いが少ない
- 換気の必要がない
第3位 長生(ちょうせい)灸
見た目や使い方は【第1位】のお灸とあまり変わりませんが、こちらの方がかなり安価で購入することができます。
鍼灸院などで使われることが多く、業務用に簡素な作りになってますが効果にさほど差はないように思います。温熱時間が短いのも特徴です。
ほかのお灸は台座の下に貼ってあるシールをはがさないといけませんが、このお灸はシートから取ってすぐに張り付けることができて楽。
- ほかのお灸と比べて安い
- 時間が短くて済む
- シールをはがす手間がない
第4位 せんねん灸太陽
火を使わないお灸です。
お灸といえばもぐさに火をつけて使うのが一般的ですが、これはよもぎ成分を含んだもぐさシートを発熱剤が温めることで効果を発揮します。
火を使わないので服の下に貼ることができて、温熱効果も3時間持続します。ツボを長時間温めたい人におすすめ。
- 火を使わない
- 服の下に貼れる
- 温熱効果が3時間持続
第5位 長安(ちょうあん)NEO
こちらリズム鍼灸院で使っているお灸です。
昔よりもかなり減りましたが、もぐさから出る煙は一番多いかもしれません。もぐさの臭いが大好きな人におすすめ。
台座ではなく円形の筒にもぐさの塊が乗った形になっているので、もぐさからの輻射熱(ふくしゃねつ)という点ではもっとも効果があると思います。
ただし、もぐさの灰が落ちやすいという難点からあまり人気がありません。玄人向きですね。
- もぐさの臭いが大好きな人におすすめ
- 輻射熱を感じやすい
- 玄人向き
まとめ
今回は、自宅で簡単にできるお灸を人気ランキング形式で紹介しました。
どのお灸も直接もぐさが皮膚に触れることはないのでヤケドにはなりにくいです。ただ熱さの感じ方は体調によっても変わってくるので、決してガマンし過ぎないでください。水ぶくれができたりキズになったりとかよく聞くので。
本来お灸は気持ちのいいものですから、そこだけ気をつけてもらってあとはどんどん健康になってください。
ではでは。