真夏に長袖を着るインド人

photo credit: Amritsar via photopin (license)

インドでは連日、熱波による犠牲者が増えています。最高気温が46度って・・・。インフラが整っていない地域も多くあり、エアコンや扇風機のない生活環境で熱中症の危険が増しているようです。

日本でも、毎年1,000人前後の方が熱中症で亡くなり、猛暑がきつかった2010年にはその数が1,700人以上にもなっています。今回はその危険な「熱中症」について書こうと思いましたが、皆さん結構よくご存知でしょうし、詳しく説明されているものも多いので止めておきます。

その代わり、今回はちょっと違った目線から熱中症の予防についてお伝えしていきます。

熱中症について詳しく知りたい方はコチラをどうぞ
熱中症の症状や対策

なぜ真夏に長袖を着るのか?

今回のインドのニュース映像を見ていてふと、「こんなに暑いのに長袖の人結構多いんだな」と思いました。日本でも農作業をされている方や屋外で働く職人には、長袖や帽子(タオル)を被っている方が多いです。

これは日焼けがイヤなわけではなく(多分)、熱中症対策でおこなっていると思われます。人間の体は、体内の熱を汗が蒸発することで逃がしてやり体温調節しますが(気化熱)、肌が真夏の直射日光に長時間晒されると、太陽から直接熱をどんどん受け取ってしまうので、汗による冷却が追いつかなくなります。
その結果、体温が上がりすぎて熱中症になってしまいます。こうならないために、長袖を着て帽子を被ることで直射日光から体を守っているんです。

着ている物も皆さんどこか似ているものが多いです。ふわっとゆったり着れる物ばかりです。これにも意味があり、ふわっとした服と皮膚の間には空気の層ができて、これが熱を大きく遮断してくれます。長袖でも風通しが良くなることで、発汗作用の邪魔にもならず体温を効率よく下げてくれます。ですので、長袖でも体にフィットするような服は汗をかきにくくなるので、体内に熱がこもってしまいダメです。
よくカタールやドバイなど中東に住んでいる方は、白くてゆったりした服で全身を覆っていますが、高温多湿の気候風土に合った、実に理にかなった服装だと言えます。

京都も日本有数の高温多湿地域です。暑くなったからといってどんどん薄着になって肌を露出していくと、かえって熱中症のリスクが高くなる場合があるので気をつけましょう。ちなみに熱中症の発生場所の約半分が家の中などの屋内で起こっています。この場合には、直射日光ではなく湿度が高くなるために起こる脱水が原因なので、こまめに水分補給をすることが必要です。

リズム鍼灸院に咲くギボウシの花関係ない話ですが、ニュースでは気温が高い場所ばかりが取り上げられて、暑い暑いと言われていますが、湿度を含めた不快指数で比べると、京都が日本一ではないかと思っています。

京都に住んで16年、この夏の暑さだけには全く慣れることができません。今年も辛い季節が近づいてきました。

あ、そう言えばリズム鍼灸院に植えてある擬宝珠(ギボウシ)に花が咲きました。暑い季節にもささやかな涼を感じることができます。

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