腰椎圧迫骨折の看護で気をつけたい7つのポイント!

feelian / Pixabay

どうも、京都府向日市 リズム鍼灸院の湯村です。


腰椎圧迫骨折は看護のやり方で、予後の回復がかなり変わる病態です。

キツイ腰椎圧迫骨折で動けないほどの激痛が起こると、だいたい2~4週間は寝たきりになります。このとき入院できれば何の問題もないんですが、圧迫骨折の場合自宅での安静で様子を見るということもよくあります。

そういった場合、周りのサポートで症状の回復が大きく変わります。特に高齢者の場合だとその違いはより顕著になります。

適切に行えば回復は早くなり、サポートの方法を間違えると腰椎圧迫骨折の回復を遅らせるだけでなく、寝たきりや痴ほう症になることもあります。


今回は、高齢者が腰椎圧迫骨折になったときに『看護で気をつけたい7つのポイント!』を紹介していきます。


腰椎圧迫骨折の解説はこちらの記事をご覧ください。


ではいっきまーす(o゚∀゚)o━!!


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腰椎圧迫骨折の看護で気をつけたい7つのポイント!

腰椎圧迫骨折の看護で気をつけたい7つのポイント!

参考:七人の侍


腰椎圧迫骨折の看護の際、気をつけたいポイントは以下の7つになります。

  1. 褥瘡(じょくそう)
  2. 筋力低下
  3. 誤嚥性肺炎(ごえんせいはいせん)
  4. 尿路感染
  5. 脱水
  6. 便秘
  7. 廃用性症候群(はいようせいしょうこうぐん)

ひとつずつ説明していきます。

看護のポイントその1 【褥瘡(じょくそう)】

褥瘡(じょくそう)とは

寝たきりなどによって、体重で圧迫されている場所の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤い色味をおびたり、ただれたり、傷ができてしまうことです。 一般的に「床ずれ」ともいわれています。

出典:褥瘡について | 日本褥瘡学会


腰椎圧迫骨折も横になって安静に過ごすことが多くなるため、褥瘡の危険性が出てきます。ただし褥瘡は体位変換を小まめに行えば防げるため、腰椎圧迫骨折の場合もサポートしながらからだの向きを変えてあげれば、そこまで心配しなくても大丈夫です。


【看護のポイント】

小まめに体勢を変えてやる。(食事やトイレのときに動いていればOK)

看護のポイントその2 【筋力低下】

一般的に絶対安静の状態で筋収縮が行われないと、一週間で約20%の筋力が低下すると言われています。

高齢者はもともと筋力が低いため、腰椎圧迫骨折での安静加療によりそのまま寝たきりになってしまうケースもあります。そのため看護の際には痛みに応じてサポートを減らすということも重要です。

例えば、

  • ポータブルトイレの使用をやめる
  • 食事のときからだを起こして座って食べる
  • 着替えを自分で行う

ただし、ひとによっては痛みを必要以上に我慢する場合もあるため、そこも注意が必要です。


【看護のポイント】

何でもかんでもサポートせず、できることは自分でやらせる。(ほんとに痛いときは別)

看護のポイントその3 【誤嚥性肺炎(ごえんせいはいせん)】

平成23年の厚生労働省のデータによると、「肺炎」は日本国民全体の死亡原因で第3位となっており、死亡数は12万人以上にのぼっています。

このうち95%が高齢者で、75%は「誤嚥性肺炎」によって亡くなっています。

「誤嚥性肺炎」とは食べたものが食道ではなく、気管の方に入りそのまま肺までいって「肺炎」になる症状です。普通、気管に入るとゴホゴホとむせて出せるんですが、高齢者だとその力が弱いため起こりやすくなります。

腰椎圧迫骨折で長期安静が続くと筋力低下が起こるため「誤嚥性肺炎」にも注意が必要です。


【看護のポイント】

食事のときに「誤嚥」に注意するのはもちろん、入れ歯を清潔にして菌の増殖を防ぐ

看護のポイントその4 【尿路感染症】

尿路感染症とは腎臓から尿道までの「尿路」に起こる「感染症」のことです。

原因は主に菌の増殖で起こりますが、オシッコの回数がきちんとあれば尿と一緒に菌は流れ出ていきます。しかし腰椎圧迫骨折によって寝たきりになると、水分の補給が少なくなり尿の量が減少してオシッコの回数が減り、結果尿路に菌が繁殖しやすくなります。


【看護のポイント】

水分をしっかりと摂ることと、オムツに頼りすぎない(菌の増殖を防ぐ)

看護のポイントその5 【脱水】

先ほどの「尿路感染症」で説明しましたが、腰椎圧迫骨折によって寝たきりになると水分を摂る量が減ります。

これは安静にしているため、喉が渇かないということもありますが、それ以上に「トイレに行きたくない」という理由もあります。

腰椎圧迫骨折はとても痛いため、少しでも動きたくありません。水分を摂るとトイレに行きたくなるため、我慢して飲まないようになります。しかしこれは「脱水」を引き起こす危険があります。


【看護のポイント】

「脱水」にならないよう1日に1.5ℓは水分を摂らせる

看護のポイントその6 【便秘】

便秘になると何がいけないんでしょうか?

便秘とは「便が腸内に溜まった状態」のことですが、便が腸内に溜まると有毒物質や有毒ガスが腸内に発生してからだに悪い影響を与えます。

腰椎圧迫骨折のときは運動量や、水分、食事量が減るため腸の運動する力が低下し、便秘になりやすくなります。


【看護のポイント】

水分の摂取量に気をつけることと、お腹をマッサージしてあげる

看護のポイントその7 【廃用性症候群(はいようせいしょうこうぐん)】

廃用性症候群(はいようせいしょうこうぐん)とは

安静状態が長期に渡って続く事によって起こる、さまざまな心身の機能低下等を指す。 生活不活発病とも呼ばれる。 特に病床で寝たきり状態でいることによって起こる症状が多い。

廃用症候群 – Wikipedia


廃用性症候群の症状には以下のものがあります。

  • 食欲不振、体重減少
  • 憂うつ、痴ほう
  • 関節や筋肉の萎縮
  • 血圧機能低下
  • 便秘
  • 静脈血栓症
  • 肺水腫
  • 腎結石

これまで説明してきた1~6も一部含まれています。つまり腰椎圧迫骨折の場合には、「寝たきりの際に起こり得るリスクに注意が必要」だということです。


【看護のポイント】

腰椎圧迫骨折=寝たきりの危険性を認識しておく


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まとめ

今回は、高齢者が腰椎圧迫骨折になったときに『看護で気をつけたい7つのポイント!』を紹介しました。

もう一度整理すると、

  1. 褥瘡(じょくそう)
  2. 筋力低下
  3. 誤嚥性肺炎(ごえんせいはいせん)
  4. 尿路感染
  5. 脱水
  6. 便秘
  7. 廃用性症候群(はいようせいしょうこうぐん)

以上の7つになります。高齢者の場合、周りのサポートが必要になりますが、必ず治りますのでがんばってください。ぜひ参考に。


ではでは。


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