【プロ鍼灸師が教える】膝の痛みを治すためのアイテムを厳選して5つ紹介!

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どうも、京都府向日市リズム鍼灸院 の湯村です。

膝の痛みで来院される患者さんも多い当院ですが、膝の痛みってただ治療してたら治るかっていうとそうでもない。

痛みというのは基本的に原因を取り除かないと治りませんよね。膝の痛みだと、姿勢や動き方で膝関節に負担がかかることが原因なのでそれを取り除けば治ります。

でもそうなると「歩くな」「膝曲げるな」になるんですが、これってあまり現実的ではないですよね。

そこを何とかするのに、日常生活を送りながら膝の痛みを治すため色々な商品も出ているんですが、ハッキリ言って種類多すぎ。サポーターだけで軽く100種類以上あるんじゃないでしょうか。

僕でも選べないんですからこれ普通の人はムリでしょ。

そこで今回は、僕が実際膝に痛みのある患者さんに使ってみて効果的だったアイテムを厳選して5つ紹介していきます。

サプリなんかの怪しい商品の紹介ではないので安心してください。臨床で使って効果的だったものを解説も交えながら紹介していくので、膝の痛みでお困りの方はぜひ読んでください。

ではいっきまーす(o゚∀゚)o━!!

膝の痛みを治すための5つのアイテム

それではさっそく、膝の痛みを治すための5つのアイテムを紹介していきます。

1.アイスパック

膝の関節に負担がかかるとそこには熱が発生します。この熱が強くなると、膝に水が溜まったり組織を傷つけたりして膝の痛みの原因になります。

それを防ぐために、あるいはそれ以上熱が強くならないよう、関節はよく動かしたあとは冷やした方がいいんです。

MEMO
歩くと膝が痛くなる人や、スポーツで過度に膝へ負担がかかるような人なんかが当てはまります。

そんなとき「アイスパック」があれば、膝をすぐに冷やすことができて便利です。これがないと毎回袋に氷と水を入れて10分~15分、膝に当てて押さえないといけなくて面倒くさいんですよね。

このアイスパックは膝に巻き付けることができるため、テレビを見ながらでも使えて便利ですよ。ちなみに冷やすのに冷湿布じゃ全く効果ないですからね。

湿布は肩こりに効果ない!?湿布の効果・持続時間・貼っていいケースなどまとめて解説!
こんな人にオススメ
  • たくさん歩くと膝が痛くなる
  • 膝が熱っぽい
  • 膝に水が溜まっている
  • スポーツをしている

2.サポーター

膝に痛みがある人には、太ももの筋肉が弱くなっているという特徴があります。

膝の関節を支えているのは膝周りにある筋肉ですが、特に太ももの筋肉は上半身を支えるのにとてもよく働いてくれてます。この筋肉が衰えると膝の関節にモロに体重がかかることになりますから。

膝の痛みを治すのには太ももの筋肉を鍛えるのも一つの方法です。でもそれができない人には、膝のサポーターを使って太ももの筋肉をサポートした方がいいでしょう。

サポーターに頼ってしまうと筋肉が衰えてしまう。といったことも言われますが、それは使い方を間違った場合です。

24時間付けっぱなしだと確かに筋肉が弱ってしまうかもしれませんが、仕事中や動いている間だけにしておけば問題ありません。
こんな人にオススメ
  • 立ち仕事が多い
  • 歩くとすぐに膝が痛くなる
  • 運動不足
  • 膝がグラグラする

3.青竹踏み

「足は第二の心臓」と言われるほど血液を循環させるには欠かせない場所です。

理由は、心臓から送り出された血液は全身を巡りますが、足に向かっていくときは重力の影響もあって楽に流れます。

でも足から心臓にもどるときは、重力に逆らわないといけないためとてもパワーがいるんです。ここでがんばるのが、足の裏とふくらはぎの筋肉です。

この2つの筋肉が下にたまった血液を心臓に押し戻してくれます。そんなとき、足の裏の筋肉がガチガチで役に立たなかったら?ヤバイよね。

血液の流れは滞り、足の冷えむくみの原因になります。すると当然膝にも血液が流れにくくなって膝周りの筋肉はガチガチ、膝の関節も硬くなって痛みを引き起こします。

それを防ぐためには足の裏を緩めればいいんですが、色々試した結果「青竹踏み」に行き着きました。

注意
イボイボのやつはダメです。イボに力が分散してしまって効果落ちるから。

この青竹踏みは普通の青竹より強烈です。足の裏の筋肉にピンポイントで当たるため、とっても痛いですがよく効きます。

大は小を兼ねるではありませんが、青竹踏みは使っているとだんだんと慣れて痛くなくなります。そうすると徐々にやる気も落ちてくるので、強烈なヤツを買っとく方がいいです。両足で乗るのがムリならまずは片足ずつやってみて。

こんな人にオススメ
  • 足がむくむ
  • 足が冷える
  • 散歩に行く時間がない
  • 膝痛の予防がしたい

4.インソール(中敷き)

日本人の実に9割はO脚もしくはO脚予備軍だと言われています。

O脚は膝もしくは骨盤が歪むことで起こるんですが、どちらが歪んだとしても膝にかかる負担は間違いなく増えます。

これらを歪ませないためには、正しい姿勢歩き方がとても大事になってきます。

インソールとは靴の底に入れるクッションのことで、中敷きとも言います。これを入れておくことで、主に歩くときにからだのバランスが崩れないよう安定させる働きがあります。

O脚の人は歩くと足の裏の外側に力がかかります。よく靴のかかとの外側だけすり減っているのはそのためです。インソールを使うと外側に力がかからないようこれを調整することができます。

こんな人にオススメ
  • O脚が気になる
  • 靴のかかとの外側がすり減る
  • 足の裏が疲れる
  • 歩き方が気になる

5.正座用イス

膝に一番負担のかかる座り方、それは正座です。日本人に膝の痛みが多いのは、古くから正座の習慣があるからだとも言われています。確かに多いですよね。

近年ライフスタイルが欧米化して、正座をする習慣が減ったとはいえ、それでも正座をしないといけない場面というのはよくありますよね。和室での食事、葬式、法事、茶道、華道、武道など。

特に女性の場合、人前であぐらをかくことはなかなかできないので、膝の痛みも男性より女性の方が多いんです。

単純に正座をしなければ解決する問題でもあるんですが、若いうちはそうもいかないようでみんなムリして正座をしているケースがあります。

そんな人には「座布団をお尻にかます」ように指導していましたが、どうも目立ってしまってうまくやってもらえませんでした。

そんなときに見つけたのがこの「正座用イス」です。これオモシロくて、使ってても気づかれないと思います。うまいこと体重も逃がしてくれるし。

こんな人にオススメ
  • 正座をする機会が多い
  • イスやソファーがない
  • 膝が曲がりにくい/li>
  • 正座がしたい

まとめ

今回は、僕が実際膝に痛みのある患者さんに使ってみて効果的だったアイテムを厳選して5つ紹介しました。

自分の膝の状態を考えて必要なものを使ってみてください。きっと効果がありますよ。

膝に水がたまる原因と治療!何度も膝の水を抜いてる人はまずこの3つやってみて

ではでは。

2 COMMENTS

なお

大変参考になりました。アイシングの仕方も自分でデタラメにやっていましたので、すぐに始めたいと思います。
まさに、行っている整形外科は水を抜く、電気をかける、湿布と痛み止めの処方です。
それも、太く痛い注射針を刺して、結局あれ、たまってないな、と。もう痛みと恐怖だけです。
バレーボールをやっているので試合中の怪我なのですが、継続するためのアドバイスが一切なく、まだやめたくはないので、他の整形外科で相談してみます。
ありがとうございました‼

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湯村 智明

膝の水は抜くのが治療ではないですからね。
腫れて熱を持っているようでしたら、まずはアイシングをしっかりと続けてみてください。

また何かありましたらいつでもご連絡ください。

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