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どうも、京都府向日市 リズム鍼灸院の湯村です。


突然、動けなくなるほどの痛みに襲われる腰椎圧迫骨折(ようついあっぱくこっせつ)。

以前こちらの記事 ⇒ 腰椎圧迫骨折の症状と原因について説明します!必ず治るから心配しないで!でその症状と原因について詳しく解説しました。


ただし圧迫骨折に限らず、人間どんなに気をつけていたとしてもなるときはなるもんです。


そこで今回は、腰椎圧迫骨折になってしまったときにパニックにならないよう、安静期間・コルセット・治療法について解説していきます。

これを読み終わったあと、圧迫骨折に対するあなたの不安が少しでも解消してくれれば大変嬉しいです。


ではいっきまーす(o゚∀゚)o━!!


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腰椎圧迫骨折とはどんな症状?

まずはじめに「腰椎圧迫骨折(圧迫骨折)」とはどんな症状なのか簡単に説明しておきますね。

圧迫骨折とは

外傷や椎骨の弱まりによる椎骨の崩壊のこと。椎骨の弱まりは骨粗鬆症や骨形成不全の患者、原発もしくは転移性骨腫瘍、感染による。

出典:圧迫骨折-Wikipedia


圧迫骨折


『骨折』というと骨がポキッと折れるのをイメージすると思いますが、「腰椎圧迫骨折(圧迫骨折)」は↑の画像のように、折れるというより骨がグシャッと潰れてしまうんです


そして骨折ですからほとんどの場合、動けなくなるほどの激痛を伴います。


「腰椎圧迫骨折(圧迫骨折)」が起こる原因として、以前は尻もちをついたとき腰の骨(腰椎)に強い負荷がかかって潰れるといったケースが多かったんですが、最近では、


  1. 運動不足
  2. 食生活の変化
  3. 平均寿命が伸びた

こういったライフスタイルの変化から、高齢者を中心に骨粗しょう症の人が増え、座ったりくしゃみをしただけで腰椎圧迫骨折を起こすことが多くなりました。


参考 ⇒ 腰椎圧迫骨折の原因!?骨密度を上げる3つの方法で骨粗鬆症を予防せよ!


実際、僕も圧迫骨折の患者さんからよく相談を受けます。

腰椎圧迫骨折の安静期間について

次に腰椎圧迫骨折になってしまったときの安静期間について説明していきます。

腰椎圧迫骨折の安静期間の『安静』とは


まずは安静期間の『安静』とはどうすればいいのか?ここから説明していきます。


最初に知っておいてほしいんですが、腰椎圧迫骨折の『安静』って風邪をひいたときなんかの『安静』とは意味が全然違うんですよ。

風邪の場合だとトイレや食事に起き上がったり、調子が良ければお風呂に入ることだってありますよね。

家の中で大人しくしておく

これが風邪をひいたときの『安静』です。


一方、腰椎圧迫骨折の『安静』は少しも動いちゃいけない『絶対安静』を意味します。

絶対安静とは

病気やけがの重い人を、外部からの刺激を避けて、寝たまま動かさず平静な状態を保たせること。

出典:安静-コトバンク


現実的に考えて『絶対安静』はムリだと思いますが腰椎圧迫骨折では、基本的に腰に負担がかかる動きは一切しちゃダメなんです。ここで言う腰に負担がかかる動きというのは、


  1. 腰を(前後左右に)曲げる
  2. 腰を(左右に)ひねる
  3. 腰で(上半身を)支える

こういった腰の骨に負担がかかる動きのことで、この動きをいかに行わないで過ごせるかが腰椎圧迫骨折の安静期間のポイントになってきます。


参考 ⇒ 腰椎圧迫骨折の禁忌!圧迫骨折のときに気をつけたい7つの動き


腰椎圧迫骨折の安静期間の目安


続いて、腰椎圧迫骨折の安静期間の目安について説明したいと思います。


腰椎圧迫骨折は骨がグシャッと潰れてしまうんですが、このグシャッと潰れてしまった骨がもとの硬さになるには最低3ヵ月はかかります。

だとすると腰椎圧迫骨折の安静期間の目安は3ヵ月になるかというとそうではありません。


潰れた骨はだいたい2~4週間で徐々に硬くなり始めます。これを仮骨の形成というんですが、こうなると少し動いても痛みを感じなくなります。

しかしこの仮骨になる前に腰に負担をかけてしまうと、潰れた骨はさらに潰れて背骨の形が変わってしまうこともあります。

よく高齢者の方で背中が丸くなったり、からだが横に曲がってしまっている人がいますが、あれは圧迫骨折で骨が潰れてしまって背骨の形が変わっている可能性もあります。


だから腰椎圧迫骨折では、受傷してから2週間が安静期間の目安だと思います。


腰椎圧迫骨折も骨が折れているわけですから、ほかの骨折と同じように『安静期間』が絶対に必要なんです。

でも圧迫骨折は折れていてもほかの骨折と違って腫れたり、内出血が起こったりしないので動き回る人が非常に多いんですよね。

痛みが出始めてから2週間の間いかに『安静』にできるか、ここで完治までにかかる期間は大きく変わりますし、痛みに苦しむ時間だって当然違うので気をつけてほしいですね。


どうしても動かないといけない人は杖を使うといいですよ。 ⇒ 腰痛による杖の選び方!使い方とおすすめの杖を紹介


※安静期間については医師によって指導方針が違います。担当の先生とよくご相談の上、ご判断ください。

腰椎圧迫骨折のコルセットについて

腰椎圧迫骨折になって仮骨が形成するまで2週間、骨がもとの硬さになるには最低3ヵ月かかると説明しました。その間、


  1. 腰を(前後左右に)曲げる
  2. 腰を(左右に)ひねる
  3. 腰で(上半身を)支える

このような動きをして腰に負担をかけないようにするためには、ギプスコルセットといった固定具が必要になります。

そんなことを言われてもギプスやコルセットのことなんてよく分からないと思うので、ここではメリット・デメリットと合わせて説明していきます。

ギプス


足を骨折したときなんかに包帯と石膏を使って、患部をガチガチに固めているのを一度くらい見たことがありますよね?(最近では石膏ではなくガラス繊維を使うようですね)

あれが「ギプス」です。

その「ギプス」を胴体に巻いたものが「体幹ギプス」です。市販ではなく病院でからだに合わせたものを作ってもらいます。


【メリット】
固定力とフィット感が強いためこれを付けるとからだを曲げたりひねったりできません。

普通、どんなに安静にしたくてもどうしてもからだが動いて腰に負担がかかってしまいます。でも「体幹ギプス」は強制的に動きが制限されるため腰の負担がかなり減ります。

受傷後から2~4週間はこれを付けて腰をサポートするのがいいでしょう。


【デメリット】
体幹をガッチリと固定されるため圧迫感やストレスを感じたり、循環障害や消化器症状、褥瘡、筋力低下の心配があります。

あと基本、寝てる間も着けっぱなしで不衛生なので装着期間は短期間となっています。

参考 ⇒ 腰椎圧迫骨折の看護で気をつけたい7つのポイント!

コルセット

素材によって硬性コルセットと軟性コルセットの2種類があり、硬性コルセットの方が固定力が高いです。

どちらも病院で購入することが多く値段はすごく高いです。保険が適用されるため請求すれば返金されますけどね。


軟性コルセットは3,000円ぐらいでネットでも買えますよ。↓これは僕のおすすめです。


【メリット】
コルセットは自分で簡単に着脱ができるため、圧迫感や不衛生といった「体幹ギプス」で起こるようなデメリットがほとんどありません。


【デメリット】
硬性・軟性とも既製品なので固定力は「ギプス」に比べて低く、皮膚との間に隙間ができるため傷ができやすくなります。


コルセットの付け方はこちらの記事を参考にしてください。

参考 ⇒ 腰痛コルセットの付け方・巻き方!効果の上がる方法を紹介します


以上がギプスとコルセットについての説明ですが、どちらを付けても動きにくさや息苦しさは感じますね。さらに長期間つけていると腰の周りの筋力が低下してしまいますし。

腰椎圧迫骨折の治療法

ここでは腰椎圧迫骨折の治療法について紹介していきます。


先ほど、ギプスやコルセットを付けて腰に負担をかけるなと説明しましたが、もちろん圧迫骨折になった人がすべてこの治療法を行うワケじゃありません。

体幹ギプスやコルセットを作らず安静にだけさせたり、コルセットを付けてすぐに運動療法を始めたりと色々な治療方法があります。

これは腰椎圧迫骨折の状態や患者さんの健康状態、医師の判断によっても色々と分かれるところです。

腰椎圧迫骨折の手術


さらに足にシビレがあると手術をする場合もあります。以下が圧迫骨折でよく行う手術の方法です。


それぞれ簡単に説明しますね。


経皮的椎体形成術(PVP)
つぶれてしまった骨にセメントを流し込んで短期間で固める

高周波熱凝固法
神経の中にあるたんぱく質を固めて、痛みの信号をブロックする


どちらの治療法もうまくいけば短期間の入院で完治します。ただし、リスクや副作用はありますよ。まぁこれはどんな治療法にも言えることですが。


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まとめ

今回は、腰椎圧迫骨折になってしまったときの安静期間・コルセット・治療法について解説しました。


腰椎圧迫骨折の安静期間では特に初期の段階が非常に重要になってきます。ここの過ごし方で予後が大きく変わってくるのでお気をつけください。

ただし、圧迫骨折の状態や医師の指導方法によっては今回解説した治療方法と違う場合もあることをご理解ください。

そして痛みが長く続くことの多い「腰椎圧迫骨折」ですが、必ず治るので心配しないでくださいね。


ではでは。

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